アスパラガスの日持ちはどのくらい?長持ちさせる方法とは

こんにちは、イオン北海道eショップの小柴です。

アスパラガスの旬は春。
春の日差しをたっぷり浴びて育ったアスパラガスには、自然な甘みと旨味がいっぱいです。

一番美味しいのは収穫したばかりの新鮮なアスパラガスですが、すぐには食べられないときもありますよね。
そこで今回は、アスパラガスの日持ちや、長持ちさせる保存方法についてご紹介します。
美味しいアスパラガスを長く楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。

※写真はイメージです。

アスパラガスは日持ちする?冷蔵・冷凍保存では違う?

そもそもアスパラガスはどの程度日持ちするのかご存じですか?
ここでは、冷蔵保存と冷凍保存それぞれの場合の日持ちと、長持ちさせる保存方法をご紹介します。
正しく保存して、美味しいアスパラガスを長く楽しみましょう。

冷蔵保存の日持ちと長持ちさせるポイント

アスパラガスの食感や味わいを楽しみたいのなら冷蔵保存がおすすめです。

冷蔵保存のアスパラガスの日持ちは、5日程度とされています。

鮮度が落ちやすいアスパラガスの保存に最適な温度は約2.5℃と、ほかの野菜と比較すると低め。
一般的な冷蔵庫の野菜室の温度は約3~8℃なので、アスパラガスは野菜室ではなく、冷蔵室で保存しましょう。

冷蔵保存で長持ちさせるポイント

みずみずしさが魅力のアスパラガスは、乾燥に弱い野菜です。
そのため、乾燥を防ぐことが長持ちの大きなポイントになります。

乾燥防止のため、アスパラガスを湿らせたキッチンペーパーで包み、その上からポリ袋やラップをかぶせましょう。

なお、野菜は基本的に収穫されたときと同じ状態で保存するほうが長持ちします。
そのため、アスパラガスを寝かせて保存するのではなく、牛乳パックやコップなどに入れて冷蔵庫の中で立てて保存すると、より長持ちします。

アスパラガスを横に寝かせて保存すると、収穫されたときの形へ戻ろうと穂先を上へ持ち上げようとします。
そうするとアスパラガスは貴重なエネルギーを、穂先を持ち上げるために消費してしまうため、鮮度の落ちが早くなってしまいます。

アスパラガスを長持ちさせるためには置き方にも注意しましょう。

冷凍保存の日持ちと長持ちさせるポイント

できるだけ長く保存したいときは、冷凍保存を活用しましょう。
冷蔵よりも少し味や食感は劣ってしまいますが、冷凍保存なら長く保存でき、「少し料理の彩りを鮮やかにしたい!」というときなどにも便利です。

冷凍保存の場合のアスパラガスの日持ちの目安は、1カ月程度
食べきれないアスパラガスがある場合は早めに冷凍保存しましょう。

冷凍保存するには、まず乾燥している切り口を切り落とし、硬い部分の皮をピーラーでむきます。
食べやすい大きさに切ったあと、ラップに包み、ジッパー付き保存袋に入れて、冷凍室で保存しましょう。

冷凍保存で長持ちさせるポイント

冷凍保存のためにカットするとき、切り口が斜めになるようにするのがコツです。
そうすることで表面積が大きくなり、すぐに凍りやすくなります。
切った後、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭きとるのを忘れないようにしてくださいね。

また、冷凍庫内での乾燥を防ぐため、保存袋のジッパーはしっかり締めましょう。

冷凍保存したアスパラガスは、凍ったまま調理するのがおすすめ。
解凍するとどうしても余計な水分が出てきてしまい、食感が悪くなってしまうからです。
スープやグラタンなど、食感があまり気にならない料理に使うと美味しく食べられます。

常温保存する場合の注意点

乾燥に弱く保存に最適な温度が約2.5℃と低めのアスパラガスは、実は常温での保存には不向きです。
冷蔵保存か冷凍保存をおすすめしますが、どうしても常温保存しなくてはならない場合は、次の3つのポイントに気をつけてください。

なるべく気温が低く暗いところで保存
牛乳パックやグラスを使って立てて保存
湿らせたキッチンペーパーに包んだ上からポリ袋やラップをかぶせて保存

常温保存の場合の日持ちは、1~2日程度
できるだけ早く食べるようにしましょう。

北海道のアスパラガスを楽しむ食べ方は?鮮度を保つ保存方法も解説!」では、保存方法のほかにアスパラガスを美味しく食べる方法もご紹介!
簡単なレシピもご紹介しているのでぜひお試しください。

茹でたアスパラガスは日持ちしない!鮮度が落ちたときの見分け方

※写真はイメージです。

ここでは、茹でたアスパラガスの日持ちや少し鮮度が落ちたアスパラガスを見分けるポイントをお伝えします。

茹でたアスパラガスは早めに食べるのがおすすめ

あまり保存がきかないアスパラガス。
「茹でてから保存すればもっと長持ちするのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、茹でたアスパラガスは生のものより日持ちがしません!

茹でてから2~3日のうちに使い切りましょう。

茹でたあと、さらに調理する予定があるなら固めに茹でておくのが美味しく食べるコツ。
固めに茹でておくと、そのあと調理してもアスパラガス特有の食感を楽しむことができますよ。

鮮度が落ちたアスパラの見分け方

アスパラガスの鮮度が落ちてしまったのかどうかを確認したい場合は、茎の切り口をチェックしましょう。

切り口が変色していたり、乾燥したりしていれば、アスパラガスの鮮度が落ちている証拠。
みずみずしさが特徴のアスパラガスは、乾燥すると味が悪くなり、歯ざわりも筋っぽくなります。

穂先の下のあたりの茎が細くなっていたり全体的に曲がっていたりするアスパラガスも要注意。
乾燥して鮮度が落ちている可能性が高いです。

美味しく鮮度が良いアスパラガスの見分け方

鮮度が良いアスパラガスを見分けるには、次の5つのポイントをチェックしてください。

ポイント① 穂先がほどよく締まっているもの

鮮度が落ちてくると少しずつ穂先が開いてきます。
鮮度の良いアスパラガスは穂先が密集してほどよく締まっています。

ポイント② 茎が太く張りがあるもの

鮮度が落ちると、最初に穂先の下の茎が細くなってきます。
茎の太さが均一で、表面がなめらかで張りがあるものを選びましょう。

ポイント③ ハカマの形がほぼ正三角形のもの

「ハカマ」とは、アスパラガスの茎の表面についている、少し茶色がかった三角形の葉のようなもの。

ほぼ正三角形のハカマは生育状態が良い証拠!
このハカマを持つアスパラガスは、食感がなめらかで美味しいものが多いです。

ポイント④ 色鮮やかなもの

新鮮なアスパラガスは濃い緑色をしています。
色は一目で判断できるポイントですので、アスパラガスを選ぶ際は参考にしてみてくださいね。

ポイント⑤ 切り口がみずみずしい

切り口がみずみずしいアスパラガスは、鮮度がよく水分もたっぷり含まれている証拠です。

アスパラガスに含まれる主な栄養素とは?種類や選ぶ方法も確認」では新鮮なアスパラガスの選び方だけでなく、アスパラガスに含まれる主な栄養素についてもご紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。

アスパラガスの日持ちは保存方法で変わる!

みずみずしさが特徴的なアスパラガスの保存は、乾燥を防ぐことがポイントです。

冷蔵保存の日持ちは5日程度です。
湿らせたキッチンペーパーでアスパラガスを包み、その上からポリ袋やラップをかぶせましょう。

乾燥に弱いアスパラガスは常温での保存には向かない野菜のため、できれば冷蔵もしくは冷凍して保存しましょう。

また、茹でたアスパラガスはあまり日持ちしません。
早めに使い切ることをおすすめします。

鮮度の良いアスパラガスは、穂先や茎の太さ、ハカマの形や色、切り口などがポイント。
このポイントに注意して美味しくて新鮮なアスパラガスを選んでみてくださいね。

正しい保存方法で、美味しくて新鮮なアスパラガスを長く楽しみましょう!

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