カーネーションの切り花を長持ちさせたい!母の日の花を長く楽しむ方法

こんにちは、イオン北海道eショップの河崎です。

母の日にカーネーションの切り花をプレゼントにもらったという方も多いでしょう。
気持ちのこもったカーネーションは、できるだけ長く楽しみたいですよね。

カーネーションの切り花は、少しの工夫をするだけで長持ちさせることができますよ!

そこで今回は、カーネーションを長持ちさせる方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

※写真はイメージです。

母の日の定番・カーネーションの切り花は長持ち!寿命は?

カーネーションに限らず、切り花の持ちは気温によって左右されます。

実はカーネーションは切り花の中でも長持ちする花。
母の日のある5月は比較的気温が高い季節ですが、カーネーションであれば約1週間~10日間はきれいな花を楽しめるでしょう。

もらったときのお花の状態によって楽しめる期間も異なりますが、こんなカーネーションなら、きっと長く楽しめるはずですよ!

ガクに(※)にピンと張りがあり、先端まで緑色の新鮮なもの
先が割れて花の先の見えるつぼみがある
ガク:花びらの外側で花びらを支えている緑色の部分

もし上のような状態に当てはまらず、「ちょっと弱ってしまっているかも…?」と思っても、諦める必要はありません。
後ほど詳しくご紹介しますが、飾り方やお手入れ方法を工夫することで、長く楽しむ方法はたくさんありますよ!

母の日のカーネーションの切り花を長持ちさせるポイント

長く楽しめるカーネーションですが、ちょっとしたコツを知ればもっと長持ちさせることが可能です。
カーネーションの切り花を長持ちさせる方法をご紹介します。

方法① 水切りをする

水切りとは先を水に浸した状態で茎を切ること。
水切りは、切り口の乾燥を防ぎ、水を吸い上げやすくします。

切れ味の良いはさみで茎を一気に斜めに切りましょう。
斜めに切ることで、水に触れる面積が増え、たくさんの水を吸うことがでるようになります。

方法② 余分なつぼみや葉をとる

花に余分なつぼみや葉がついていると、栄養がそこに吸収されてしまい、花に栄養が十分に行き渡らなくなってしまいます。
つぼみを取ってしまうのはなんだかもったいない気もしますが、長持ちさせるためには取り除く方がおすすめ。

また、花瓶の中に入ってしまう不要なつぼみや葉は、水をきれいに保つため取り除きましょう。

方法③ 定期的に水替えをする

切り花を長持ちさせるには、清潔な水は大切なポイント。
花瓶の水を放置すると細菌が繁殖し、水が濁って枯れてしまう原因になります。

水替えはできれば毎日行い、花瓶の中もきれいに洗います。
少なくとも2~3日ごとには花瓶の水の様子を見て、濁っていたらすぐに水替えを。
特に梅雨時期や夏場はすぐに水が濁りやすくなるので注意しましょう。

方法④ 直射日光の当たらないところに置く

鉢植えとは違い、切り花はあまり日光を必要としません。
また、温度の高いところは細菌が発生しやすいため、水が濁る原因にもなります。

切り花は、直射日光が当たらず、風通しの良いところに飾るのがおすすめです。

方法⑤ 切り花延命剤を使う

切り花延命剤とは花を長持ちさせるための薬剤で、花瓶の水に混ぜて使います。
切り花延命剤には、花の成長に必要な栄養分と水中の細菌の発生を抑える抗菌剤が含まれています。

切り花延命剤を使うと水道水を使う場合より、花が長持ちするとされています。
切り花延命剤は、お花屋さんやスーパーで市販されています。
花を長持ちさせるために、一度試してみてはいかがでしょうか。

母の日のカーネーションの切り花を長く楽しむアレンジワザ

※写真はイメージです。

母の日のカーネーションをさらに長く楽しむ方法として、ドライフラワーにアレンジするのもおすすめです。

ドライフラワーにする

生花のときとは違ったアンティークな色合いがドライフラワーの魅力。
カーネーションはドライフラワーにしやすい花ですので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
ドライフラワーにするには次の2つの方法があります。

ハンギング法

ハンギング法はもっとも一般的なドライフラワーの作り方です。

1. 花を何本か紐で束ねる
2. 逆さまにし、風通しの良いところに吊して乾燥させる

外気にあたると花が傷んでしまうので室内に干しましょう。
1~2週間程度干し、花びらから水分が抜け、カラカラになったら完成です。

シリカゲル法

お菓子などの乾燥剤として使われるシリカゲルを利用してドライフラワーにする方法です。

1. 密閉できる容器にシリカゲルを敷き、その上に花を置く
2. 花の上や周りに花が埋まるまでシリカゲルをかけ、容器にふたをする

容器にふたをした状態で湿気の少ないところに2週間ほど置けばドライフラワーの完成です。
シリカゲル法は乾燥させる間外気に触れないため、ハンギング法とくらべて花びらの鮮やかな色がそのまま残ります。

ドライフラワー用のシリカゲルは100円ショップやホームセンターなどでも手に入れることができるので、ぜひ一度試してみてくださいね。

母の日のカーネーションの切り花を長持ちさせよう

カーネーションの切り花は比較的長持ちする花ですが、ちょっとしたコツでその美しさをさらに長く楽しむことができます。

カーネーションを長持ちさせるために大切なのはたっぷりの水と栄養。
まず、水切りをして、花が水を吸い上げやすくしましょう。
余分なつぼみや葉は花全体に栄養が行き渡らなくなる原因になるので、取り除くことをおすすめします。

また、清潔な水や置き場所も重要なポイント。
花瓶の水はこまめに替え、直射日光の当たらない風通しの良いところに置きましょう。
切り花延命剤を使うのもひとつの方法です。

さらにカーネーションを楽しむには、ドライフラワーにアレンジするのもおすすめ。
切り花よりもずっと長く楽しむことができます。

母の日にもらった大切なカーネーションは、きちんと手入れをして、きれいな花を長く楽しみましょう。

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