正月花はどこに飾る?おすすめの場所やお花もご紹介!

こんにちは、イオン北海道eショップの小柴です。

新年の始まりを祝う「お正月」。
普段はお花を飾らなくても、この時期にはお花を飾るという方も多いのではないでしょうか?

今回は、正月花の意味や、どこに飾ることが多いのかについてご紹介します。
正月花におすすめのお花の情報もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

※写真はイメージです。

正月花を飾るのはなぜ?

クリスマスが終わり年末にさしせまってくると、門松やしめ縄を見かけるようになり、お正月が近づいてきたことを実感しますね。
お正月は、ぜひ「正月花」でお家を彩りましょう。

正月花には、家に来てくださった年神様とお客様を歓迎する意味が込められています。

年神様とは、一年の幸せや健康を運んでくださるお正月の神様のこと。
そもそもお正月とは年神様を家に迎え、新しい年の始まりを祝う日なのです。

また、お正月には新年のご挨拶に来られる来客もありますよね。

お部屋に正月花を飾り、華やかな雰囲気で年神様とお客様をおもてなししましょう。

正月花はどこに飾るのが良い?正月飾りとは違う?

年神様をおもてなしするために飾られる正月花。

実は、飾る場所についての決まりは特にありません。
一般的には、次のような家の中で人の集まるところに飾るのがおすすめといわれていますよ!

● 玄関
● リビング
● ダイニングテーブルの上
● キッチンテーブル上
● 出窓
● 飾り棚
● 床の間

お客様が使う洗面所やお手洗いに飾るのも、おもてなしの気持ちが込められていいですね。

ちなみに、正月飾りの場合は、その目的の違いから、飾る場所にも違いがあります。

正月花は年神様をおもてなしするために飾られますが、門松やしめ縄などの正月飾りは年神様の目印として飾られます。

年神様は、正月飾りをたよりに家へやってくるとされています。
そのため、正月飾りは門や玄関前、入り口などの家の外に飾るのが一般的です。

飾ったあとの片付け方は?

正月飾りは、地域によって異なりますが、1月7日または1月15日に片付けるのが一般的。
ちなみにこの正月飾りを片付ける日までを「松の内」といいます。

正月花の場合、片付けに関しても特に明確な決まりはありません。
お手入れをして長く飾っても構いません。

正月花を飾る期間については「正月花はいつからいつまで飾るもの?正しい片付け方もご紹介」で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

一例として、飾り終えた正月花の松などの縁起物は、白い紙に包んで家庭で処分します。
※神社でのお焚き上げは、神社によって正月花などの生花の持ち込みができない場合がありますので、事前に確認してください。

正月花におすすめのお花や植物をご紹介!

※写真はイメージです。

正月花は年神様から新年の幸せをいただけるよう、縁起の良いお花や植物を取り入れます。
ここでは、お正月にぴったりな縁起の良いお花・植物とその意味をご紹介します。

お正月のイメージの強い梅は、古くから日本人が好んできた花です。
寒い冬にほかの花より早く花を咲かせるため、「希望」や「出世」、「開運」の象徴とされています。
紅白の花を咲かせることも縁起が良いと言われるゆえんです。

中国から不老不死の薬として伝来した菊は長生きの象徴です。
お正月以外にも神仏のお供えに使用されるなど、神聖な花ともされています。

他にも「高貴」「高尚」「延命長寿」「邪気払い」「心身の安定」など、様々な意味を持ちます。

花もちも良く、ピンクや黄色などカラフルな菊はお正月の花飾りにはぴったりです。

福寿草

その名からも縁起の良さが伝わる福寿草は新春を迎えるのにふさわしい花とされています。
福寿草が象徴するのは「幸福」と「長寿」ですが、黄色い花が黄金を連想させるため、富をもたらす花ともいわれています。

水仙

凜とした花姿の可憐さが、古くからお正月に飾る花として好まれてきた水仙は、「知性」と「長寿」の象徴。
寒い冬でも花を咲かせる水仙は新年の頃に見ごろとなり、春をいち早く知らせるため、「瑞兆花(おめでたい兆しの花)」ともいわれます。

お正月は別名「松の節句」とも呼ばれ、松は門松や正月花に欠かせません。

一年中青々と緑の葉を絶やさない松は、不老不死や長寿の象徴です。
他の木々が葉を落としていくなか、緑の葉を絶やさない松は、神聖なものとも見なされています。

成長が早くまっすぐ伸びる竹は「生命力」や「未来」を象徴します。
お正月の門松に用いられたのは、しっかりと根を張ることが子孫繁栄を表すといわれているからです。

また、嵐や強風でも折れないしなやかな様子は「誠実な心」や「強い志」と結びつけられます。

万両、千両、南天

お正月は色鮮やかな植物が少ない時期。
そんな中、赤い実をつける万両や千両、南天は「豊かさ」の象徴で縁起が良いとされています。

千両と万両は江戸時代の通貨単位「両」が付いていることから、「富」や「繁栄」を表します。
南天は「難を転ずる」といわれ、邪気を払うと考えられています。

正月花をどこに飾るのかは決まりなし!おもてなしの気持ちで

お正月に飾る正月花は年神様やお客様をもてなすためのもの。
そのため、一般的には玄関やリビングなどの人が集まるところに飾るのがおすすめといわれていますが、決まりはありません。

正月花と正月飾りは、似ているものの目的が異なるため、飾る場所の考え方も違います。
正月飾りの場合は、門や玄関前に飾るのが一般的ですよ。

正月花には梅や福寿草、松、竹など縁起が良いとされるお花や植物を取り入れるのがおすすめです。
家に生花があると華やかな雰囲気になり、気持ちも明るくなりますね。

新しい年の始まりを、素敵な正月花と一緒にスタートしてみてはいかがでしょうか。

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