新米の時期はいつ?新米の美味しい食べ方をご紹介!
こんにちは、イオン北海道eショップの出村です。
1年を通じて販売されているお米ですが、なかでも人気が高いのが新米。
収穫して間もない新米は、新鮮で水分量が多く、みずみずしく炊き上がります。
新米はいわば「旬」のお米。
店頭で「新米入荷しました」という、のぼりやポップを目にしたことがある方も多いのでは?
旬のお米を味わうため、新米の時期を確認しましょう。
さらに美味しく食べるためのコツもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
※写真はイメージです。
新米が楽しめる時期は?
新米とは、その年に生産・収穫されたお米のこと。
一般的にお米は、5月頃に田んぼに植えられ、9~10月頃収穫されます。
そのため、収穫をされた直後のお米はもちろん新米です。
秋に収穫された新米が店頭に並び始めるのは、その年の気候やお米の品種によっても異なりますが、10月~11月頃。
この頃から、美味しい新米を楽しむことができます。
ただ、「新米」の表示にも決まりがあります。
食品表示法により、容器包装などへ新米と表示できるのは、生産された年の12月31日までに精米され、包装されたお米のみ。
つまり、新米とは、秋に収穫し、その年の12月31日までに精米、袋詰めされたお米のことを意味します。
年末に袋詰めされた新米が店頭に並ぶのは、翌年の年明け頃になるため、10月~翌年の1月頃までが新米を楽しめる時期といえるでしょう。
新米を美味しく炊くコツと保存の注意点
せっかくの新米、できるだけ美味しく楽しみたいですね。
美味しさをキープするためには、保存方法にも注意が必要です。
新米を美味しく炊くコツと、保存する際に気を付けたいことを確認しましょう。
新米を美味しく炊くコツとは?
新米を美味しく炊くにはコツがあります。
ちょっとしたひと手間で、新米がさらにふくよかな味わいになりますよ。
どれも簡単なものなので、ぜひ試してくださいね。
コツ①洗米は短時間でやさしく
水分量の多い新米は、洗米時に砕けやすいという特徴があります。
洗米をする時は短時間でやさしく行いましょう。
新米は吸水率が高いため、できれば最初の洗米にはミネラルウォーターを使うのがおすすめです。
コツ②浸水時間はやや短めに
お米はしっかり浸水することで、中まで熱がムラなく伝わり、ふっくら炊き上がります。
新米は水分量が多く、吸水率も高いため、通常のお米よりも少なめの浸水時間でOK。
30分程度を目安にしましょう。
コツ③水の量は気持ち少な目で
柔らかく水を吸収しやすい性質の新米は、いつもと同じ水の量だと、なんだかベチャっとした仕上がりになることがあります。
大幅に減らす必要はありませんが、いつもよりほんの少し水を減らし、好みの炊き上がりに調整すると良いでしょう。
コツ④早炊きモードがおすすめ
粘りが出やすい新米は、高い火力で一気に炊き上げると美味しく仕上がります。
炊飯器に早炊きモードがあるなら、早炊きモードでの炊飯がおすすめです。
コツ⑤しっかりほぐす
炊き上がったら、しゃもじでご飯をほぐしましょう。
炊けたまま放置すると、下の粒が押しつぶされてしまいます。
ほぐすことで、全体が空気にふれ粒が立ち、ふんわりと仕上がります。
「お米の美味しい炊き方を解説!ご飯はコツや工夫で変わる!」でも、お米を美味しくするコツを詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
新米の保存の際の注意点
新米の美味しさを少しでも長く味わうため、保存の際に気を付けたいポイントを3つご紹介します。
①密閉容器に入れる
お米はにおいを吸収しやすいという性質があります。
一度ついたにおいは取り除くことができないため、購入した新米は、なるべく早くジッパー付きの袋やペットボトルなどの密閉容器に入れて保存しましょう。
お米の袋には小さな空気穴が開いているため、未開封の場合でも、密閉容器に入れて保存してください。
②温度や湿気の高い場所を避ける
温度や湿度の高い場所はお米の鮮度を低下させます。
特に、シンクの下などは湿気も高くお米の保存には向きません。
お米の保存におすすめなのは、温度・室温が安定した冷蔵庫の野菜室。
野菜室なら、お米を食害する虫の発生も予防できます。
③買いだめしない
新米が一番美味しいのは、やはり精米直後。
そのあとはどうしても少しずつ鮮度が落ちていきます。
お米に賞味期限や消費期限は設けられていませんが、美味しく食べられるのは精米日から1~2カ月程度。
新米だからといって、まとめて購入するよりも、必要な分をこまめに購入するほうが新鮮な美味しい新米を食べることができますよ。
新米を美味しく食べるおすすめの食べ方
※写真はイメージです。
美味しく炊けた新米を存分に味わえる、おすすめの食べ方をご紹介します。
塩むすび
最初におすすめするのは塩むすび。
新米の持つ、粘りやツヤ、甘みをダイレクトに味わうことができます。
塩むすびのポイントは塩加減と握り加減。
茶碗に軽く1杯のご飯に対して、指3本で塩をつまむくらいの塩加減でふんわりと握りましょう。
漬物と一緒に
素材そのものの旨味が引き出された漬物も、新米との相性抜群。
炊きたての新米と漬物だけで「ご飯が何杯でも食べられる」という方も多いのでは?
定番のたくあんやキュウリの浅漬けから、海の恵みも味わえる松前漬や鮭ルイベ漬けなども。
気分に合わせてお気に入りの漬物を選んでくださいね。
卵かけご飯
アツアツのご飯に新鮮な卵を割り入れ、醤油をたらす卵かけご飯も、新米の美味しさを存分に味わえる定番メニュー。
卵とお米の絶妙なコンビネーションが、新米の弾力や食感をさらに感じやすくしてくれます。
新米の甘さを堪能するなら、醤油の量をいつもよりほんの少し控えめにしてみて。
新米の時期は秋から冬!正しく保存して美味しく味わおう
新米とはその年に収穫されたお米のことで、店頭に並ぶのは10月~翌年の1月頃。
この時期に手に入る新米は水分量が多く、風味豊かでお米本来の美味しさが堪能できます。
新米を美味しく炊くには、洗米や浸水時間、炊飯時の水分量に気を付けてください。
強い火力で一気に炊き上げたほうが美味しく仕上がるため、炊飯器では早炊きモードがおすすめです。
保存の際は、新米の鮮度を保つため湿気や湿度の高い場所を避け、密閉容器に入れて保存してください。
また、買いだめはあまりおすすめしません。
必要なときに必要な分だけ買うほうが新鮮なお米が楽しめますよ。
塩むすびや卵かけご飯、漬物と一緒に食べるなど、お米本来の味がわかる食べ方で新米の美味しさを堪能してください。
炊き方のコツや正しい保存方法をチェックして、新米の時期だけの美味しいお米を味わいましょう!