ゆめぴりかとななつぼしの違いとは?特徴やおすすめの食べ方も紹介
こんにちは、イオン北海道eショップの枝元です。
日本屈指の米どころとして有名な北海道。
さまざまな品種のお米を生産していますが、中でも特に高い人気を誇るのが「ゆめぴりか」と「ななつぼし」です。
どちらも「食味ランキング」で最高評価である「特A」を獲得しており、そのおいしさは折り紙付きですが、それぞれの特徴を知っているとさらにおいしくいただけます。
そこで今回は、ゆめぴりかとななつぼしの違いやおすすめの食べ方についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
※写真はイメージです。
ゆめぴりかとななつぼしの違いは?特徴を紹介
ゆめぴりかとななつぼし、それぞれの特徴を確認しましょう。
ゆめぴりかの特徴
「夢」のようにおいしいお米になるように、と名付けられたゆめぴりかは、2008年に北海道で誕生しました。
「ぴりか」はアイヌ語で「美しい」という意味をもちます。
ゆめりぴかの特徴は甘い香りとうま味。
数ある北海道の米の品種の中でも、特に甘みとうま味が強く、食べると豊かな味わいが口いっぱいに広がります。
また、粘りの強さともちもちとした食感もゆめぴりかの特徴です。
でんぷんの分子である「アミロース」が少ないほど粘りが強く感じられるとされ、低アミロース品種であるゆめぴりかは、「甘み」「うま味」に加え「食味(しょくみ)」も良い、まさに三拍子揃ったお米といえるでしょう。
ななつぼしの特徴
「北斗七星のように輝いてほしい」という願いが込められたななつぼし。
そんなななつぼしは、北海道米の作付面積の約半数を占めるほど、高い人気を誇るお米です。
ななつぼしは一粒一粒が感じられる、しっかりとした食感をしています。
粘りと甘みのバランスが良く、さっぱりとした口当たりが特徴で、冷めても味や香りが飛びにくいのも人気の理由の一つです。
ゆめぴりかとななつぼしの違い
全国的に高い人気を誇るゆめぴりかとななつぼし。
どちらもおいしいお米であることは間違いありませんが「どちらを選べば良いのか」と迷う方もいるかもしれませんね。
この2つのお米の違いを確認しておきましょう。
甘みが強く、もちもちとした食感のゆめぴりかに対し、ななつぼしはあっさりとした味わいで、しっかりした食感です。
お米の好みにあわせて選んでみてください。
<ゆめぴりか>
柔らかめ
もっちりした食感
強い甘み
<ななつぼし>
やや硬め
一粒一粒が感じられるしっかりとした食感
甘さ控えめであっさり
ゆめぴりかとななつぼしの違いをさらに比較!
ゆめぴりかとななつぼしの違いをさらに確認しましょう。
価格
どちらも高品質なお米ですが、価格はゆめぴりかのほうが高め。
ゆめぴりかは北海道産のお米の中でも、ブランド米として最高級に位置づけられています。
一方、比較的手ごろな価格で手に入るななつぼしは、味と価格のバランスが非常に良く、毎日の食事にぴったりと、多くの人から選ばれています。
品質
ゆめぴりか、ななつぼし、どちらも14年連続で、食味ランキングの最高評価「特A」を獲得しています。
※2024年7月時点
どちらも安定した高い品質を保っています。
ギフト
高級米として知られるゆめぴりかは、お中元お歳暮などの季節の贈り物や、結婚祝い、出産祝いなど、特別なお祝いの贈り物にぴったり。
さまざまな食事と合わせやすく、毎日食べても飽きにくいお米として人気の高いななつぼしは、親しい友人や家族への比較的カジュアルなギフトとして人気です。
どちらのお米をお贈りするか迷ったときは、ゆめぴりかとななつぼしが一緒になった「食べ比べセット」がおすすめ。
北海道の人気のお米、2種類を食べ比べることができ、とても喜んでいただける贈り物ですよ。
ゆめぴりかとななつぼしはどんな料理におすすめ?
※写真はイメージです。
ゆめぴりかとななつぼしには、それぞれおすすめの食べ方があります。
うまく使い分けられれば、食事の楽しさが一層広がりますよ。
ぜひチェックしてくださいね。
ゆめぴりかのおすすめの食べ方
強い甘みともちもちした食感が特徴のゆめぴりかは、次のような料理との相性がぴったりです。
おにぎり
やはり、最初に試していただきたいのが、シンプルなおにぎり。
粘り気が強く粘り気が強く柔らかいゆめぴりかは、冷めると水分が飛んでもっちりとした食感に。
お米の濃い甘み、うま味が引き立つ、贅沢な味わいのおにぎりになります。
どんぶり
汁気を吸ってもべっちゃっとせず、お米の味が生活きてくるどんぶりもゆめぴりかにぴったりのメニュー。
特に、海鮮丼や牛丼、親子丼などがおすすめです。
肉じゃがやハンバーグ
味に癖がないので、和食から洋食まで幅広い料理に合いますが、中でもおすすめなのが、肉じゃがやハンバーグなどの味付けの濃い料理。
ゆめぴりかのうま味には、味の濃いおかずにも負けない存在感があります。
ななつぼしのおすすめの食べ方
香りと粘りが控えめなななつぼしを堪能するなら、次の料理がおすすめです。
手巻き寿司
一粒一粒がしっかりしており、形が崩れにくく冷めてもおいしいななつぼしは、手巻き寿司におすすめ。
ななつぼしのさっぱりとした味わいが、繊細なネタのおいしさを引き立てます。
焼き魚
和食や洋食、中華など、どんな料理とも合うななつぼしですが、特に焼き魚との相性は抜群。
ななつぼしがさっぱりした味わいなので、焼き魚の塩味をしっかりと堪能できます。
チャーハンやカレーライス
粘り気が少ないななつぼしは、チャーハンカレーライスにぴったり。
よりお米の甘みが引き立ち、噛めば噛むほど甘く、味わいのバランスが絶妙です。
お米をおいしく食べるため、まずは正しい炊き方を確認しましょう!
ちょっとしたコツでおいしいお米がさらにおいしくなりますよ。
お米の正しい炊き方はこちらをご覧ください。
お米のおいしい炊き方を解説!ご飯はコツや工夫で変わる!
ゆめぴりかとななつぼしの違いを知り、食事の楽しさを広げよう!
ゆめぴりかとななつぼしは、全国的にも人気の高い北海道産のお米です。
ゆめぴりかは強い甘みとふっくらとした食感、ななつぼしは、粘りと甘みのバランスの良さとしっかりした食感が特徴です。
高級米として人気のゆめぴりかは、お中元やお歳暮、結婚祝いなど特別な贈り物としても最適です。
親しい友人や家族へのギフトなどちょっとカジュアルなプレゼントなら、毎日食べても飽きないななつぼしもおすすめですよ。
どちらも食味ランキングで、最高評価の「特A」を獲得しているおいしいお米ですが、それぞれに相性の良い料理があります。
ゆめぴりかは、おにぎりやどんぶり、味の濃い煮物や洋食、ななつぼしは手巻き寿司や焼き魚、チャーハンやカレーライスがぴったり。
ゆめぴりかとななつぼし、それぞれの違いを知って、相性の良いメニューでお米のおいしさを満喫しましょう!