北海道のお米のブランドをご紹介!その美味しさの魅力や特徴を詳しく
こんにちは、イオン北海道eショップの堀野です。
テレビCMなどで北海道産のお米を目にすることはありませんか?
北海道のお米の収穫量は日本トップクラス!
そのおいしさも、全国から注目されています。
今回は北海道のお米にはどんなものがあるのか、そのブランドや特徴をご紹介します。
※写真はイメージです。
北海道のお米の特徴や魅力は?
日本の米どころというと、頭に浮かぶのは東北地方や北陸地方などではないでしょうか?
実は、北海道の米作りが軌道に乗るまでには長い歴史があります。
北海道のお米の特徴を語るには歴史についても知っておきたいところです。
魅力部分とともに、お伝えしていきます。
北海道の米作りは明治時代から
北海道の米作りが始まったのは明治時代の初め。
気温が低く、作物を育てるには適していない土地が広がる北海道は、米作りに向いていないとされていました。
当時の農業は畑作や小麦作、酪農が中心のため、米は買うもので貴重品。
そんな中で人々のお米を食べたいという気持ちが高まり、石狩地方で初めて水田作りに成功したのが1873年のことです。
その後、他の地域から良い土を運び入れたり、余分な水を抜く排水路を作ったりと長い時間をかけて稲作に適した土地へと改良。
北海道の寒さに負けないお米となるよう、稲の品種改良も行われました。
1980年に北海道米の「品種育成プロジェクト」がスタートし、このプロジェクトにより、寒冷地での栽培に適した「きらら397」という品種の開発に成功。
味も良い「きらら397」が、それまで「あまりおいしくない」と思われていた北海道米のイメージを一新します。
ここから、北海道のお米のブランド化が始まりました。
北海道のお米の特徴や魅力
北海道のお米には、どのような特徴や魅力があるのでしょうか?
品種が豊富で自分好みのお米を選べる
広大な北海道は、場所により気候が異なります。
そのため、それぞれの地域の気候にあった品種のお米が栽培されています。
さまざまな品種があり、甘味が強いものやもっちりした粘り気があるものなど個性が豊か。
10種類以上あるお米の中から自分好みのお米を選べることは北海道米の特徴のひとつです。
農薬や化学肥料の使用が抑えられていて安心
北海道は夏でも涼しく湿度が低いため、病気や害虫が発生しにくい気候です。
そのため、農薬や化学肥料の使用を抑えてお米を育てており、安心して食べることができます。
大規模な農業で生産性が高い
北海道の稲作は広い土地を活かして大規模に行われています。
そのため、生産性が高く、効率的な米作りが可能です。
北海道の人気のお米ブランドを紹介!おいしさの秘密は?
※写真はイメージです。
品種によってさまざまな魅力のある北海道米。
まずは、イオン北海道eショップでも取り扱いのある代表的なブランドを3つご紹介します!
毎日の食卓にもギフトにも!代表的な北海道米ブランド3選!
特に人気が高い北海道米のブランドは「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」の3つ。
それぞれの魅力やおすすめの食べ方など、ぜひチェックしてくださいね。
イオン北海道eショップではギフトセットもご用意しておりますので、ギフトとして贈るのもおすすめですよ♪
おすすめ北海道米 ①:ゆめぴりか
「米の食味ランキング」で最高ランクである特Aを獲得している北海道が誇る最高峰のお米。
その品質を守るため、生産者の方自らが厳しい品質基準を定め、日々「ゆめぴりかブランド」を守るために様々な取り組みを行っています。
厳しい品質基準をクリアしたもののみに付与されるゆめぴりかの「認定マーク」こそが美味しさの証です。
「ゆめぴりか」の特徴はなんといっても、もっちりとした食感。
豊かな甘みとつややかで美しい炊き上がりは、最高級ブランドの名にふさわしいです。
炊き上がりが美しいので、炊きたての白いごはんをそのまま味わうのがおすすめ。
ごはんそのものの味が引き立つ和食や、いくらなど北海道の海産物とも相性が良く、丼にしてもおいしくいただけます。
おすすめ北海道米 ②:ななつぼし
印象的なCMを覚えているという人も多い「ななつぼし」。
お米の美味しさに関する格付け「米の食味ランキング」で2010年から2021年まで12年連続特Aを獲得(※)しているブランド米です。
※参考:一般社団法人 日本穀物協会調べ「特Aランク一覧表」
形が崩れにくく、つやがあり、さっぱりした味が特徴です。
粘りと甘みのバランスが良く、実は北海道で最も食べられている品種です。
冷めてもおいしいため、お弁当やおにぎりに向いています。
あっさりとした味が酢飯との相性が良いため、手巻き寿司やちらし寿司にもおすすめですよ。
おすすめ北海道米 ③:ふっくりんこ
道南で開発された「ふっくりんこ」はその名のとおり、ふっくらした食感が特徴。
「ゆめぴりか」と同じく、厳しい品質基準が設けられ、厳しい品質基準をクリアしたお米には、品質のこだわりの証として、「ふっくりんこ産地サミット公認マーク」が付けられています。
「ふっくりんこ」も「米の食味ランキング」の特Aランクを獲得しており、豊かな甘みとほどよい硬さを味わうことができます。
豊かな甘さが和食と合い、飲食店やホテル、飛行機の機内食などにも利用されているほど。
味わいのバランスがとれており、子どもから年配の方まで、幅広い層に好まれています。
北海道米にはこんなブランドも
上記でご紹介したブランド以外にも、北海道米には多くのブランドがあります。
中でも、よく聞くのが「おぼろづき」や「きらら397」といったブランド。
それぞれの特徴も簡単にご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
おぼろづき
「おぼろづき」は北海道米の中でかなり粘りが強い品種です。
その粘りのおかげで冷えても甘く、パサつきません。
しっかりした甘みと粘りが絶妙にマッチし、そのおいしさは新潟産のコシヒカリに匹敵するとされたことも。
特に、もちもちした食感が好みの方におすすめのお米です。
きらら397
北海道米のイメージを一新した「きらら397」。
飲食店を中心に広く使われているロングセラーの北海道米です。
粘り気が少なく粒が大きいのが特徴で、あっさりとした味わいですが、しっかりとした粒感と噛めば噛むほど甘みを感じられるお米です。
他のブランド米と比べると比較的リーズナブルで、手にしやすいお米といえます。
北海道米にはブランド米がたくさん!自分好みのお米を見つけよう!
もともと稲作に適していなかった北海道では、土地や稲の品種改良が行われ、今では全国トップレベルの生産量を誇るお米の生産地です。
昔は良くないイメージもあった北海道米でしたが、全国からそのおいしさを注目されるブランド米へと変化しました。
北海道米の特徴のひとつは、広大な北海道の気候に合わせて作られ、品種が多いこと。
それぞれの米に個性があり、その味もさまざまです。
また、夏でも涼しく湿度が低い北海道では害虫の発生が少なく、農薬の使用を抑えた栽培が行われているのも、消費者にとってはうれしいポイントです。
バラエティ豊かな北海道米。
いろいろな品種を食べ比べて、自分好みのものを見つけてくださいね!