後悔しないランドセルの選び方は?トレンドやラン活なども詳しく解説
こんにちは、イオン北海道eショップの河崎です。
種類豊富なランドセル選びに悩んでいませんか?
後悔のないランドセル選びには、事前に情報を集めておくことが大切です。
よくある失敗例や人気のあるランドセルについてもチェックしておくと、選ぶ際の参考になりますよ!
今回はランドセルの選び方やよくある失敗例、最近のトレンドから実際にどんなランドセルが選ばれているのかをご紹介します。
※写真はイメージです。
ランドセルの失敗例や後悔しない選び方とは?
ランドセル選びでよくある失敗例や、後悔しないための選び方のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にして、子どもにとっての理想のランドセルを見つけてくださいね。
よくあるランドセルの失敗例とは
失敗しがちなポイントとしては「機能面・使い勝手を見ていなかった」「長い目で見た選び方をしていなかった」「購入時期が遅くなった」という点が多いようです。
機能面や使い勝手よりデザインを重視して後悔した
好みのデザインを重視して購入したけれど、いざ使い始めたら便利機能が少なく、重くて使い勝手が悪いという失敗もあるようです。
例えば重いランドセルを選ぶと、通学時間が長い場合は疲れてしまうといったケースも。
また、収納や容量が少なかったり、肩ベルトが弱くてちぎれてしまったりという後悔もみられるため、大容量かつ軽量で耐久性のあるものを選ぶことも重要です。
ランドセルの機能について知りたい方は「ランドセルの最新機能や便利な機能をチェックして選ぶ際の参考にしよう」も参考にしてくださいね。
今の時点での好みを優先した選び方で後悔した
成長とともにランドセルのデザインや色の好みが変わるケースもあります。
例えば、1年生の時はパールの刺繍やフリルが付いたもの、キャラクターものが好みでも、高学年になった時に「シンプルなのが良かった」となることも。
また、淡いトーンの色味は可愛くて人気も高いですが、汚れが目立つというデメリットもあります。
6年間使い続けるのであれば、飽きのこないデザイン・汚れにくいカラーを選ぶのもひとつでしょう。
購入時期が遅くて人気のランドセルが完売して後悔した
ランドセルはメーカーや工房での生産量が一定量で決まっている場合があります。
そのため、選び始める時期が遅くなると人気のあるランドセルは売り切れてしまうこともあるのです。
人気の高いランドセルはしっかりチェックしておき、早めに購入することが大切です。
ランドセルの選び方のポイントをチェック
それでは、後悔しないランドセル選びのポイントについても解説します。
こちらもあわせて押さえておくことで、さらに失敗を避けることができますよ。
①素材
ランドセルの素材には人工皮革と天然皮革があります。
人工皮革は比較的安価で、軽量・耐水性の高さ・型崩れのしにくさがメリットです。
一方で天然皮革は、価格は上がりますが人工皮革より耐久性があり、質感にも高級感があるのがメリット。
ただし、人工皮革より重たくなる傾向があります。
天然皮革には牛革とコードバン(馬革)があり、どちらも耐久性に優れていて、使うほどに体にフィットするというメリットがあります。
コードバンの方が牛革より強度面では優れていますが、希少性の高い素材のため価格も高めです。
お手入れが簡単で雨や雪に強く、軽量のものを希望するのであれば人工皮革、耐久性・高級感を重視するなら天然皮革を選ぶと良いでしょう。
②大きさ・収納力
ランドセルによって収納できる大きさに違いがあるため、学校で使われる教科書やファイルが入るサイズのランドセルを選ぶことが重要です。
近年では「A4フラットファイル」対応のサイズが主流ですが、中には「A4クリアファイル」「A4教科書」対応となっているランドセルもあります。
以下がサイズの目安ですが、塾や習い事などで荷物が増えることも考えると「A4フラットファイル」対応を選んでおくと安心でしょう。
・A4フラットファイル対応サイズ・・・高さ:約31cm/幅:約23cm
・A4クリアファイル対応サイズ・・・高さ:約31cm/幅:約22cm
・A4教科書対応サイズ・・・高さ:約30cm/幅:約21.5cm
③色・デザイン
一般的には、主張しすぎない色やデザインのものを選ぶと失敗が少ないといわれます。
定番色でシンプルなデザインのものは、子どもが高学年になっても違和感なく使用することができるメリットがあります。
汚れが目立ちにくいカラーとして濃い色のランドセルを選ぶのもひとつです。
最近は淡いカラーの場合も汚れ防止加工がされているものが多いので、その点もチェックしておくと安心ですね!
また、「かぶせ」のデザインにも注目を。
かぶせ部分がランドセル本体の底まで覆っている「全かぶせ」のほか、半分までしか覆っていない「半かぶせ」のものもあります。
「半かぶせ」は荷物の出し入れがスムーズであったり、個性的でおしゃれというメリットがあります。
一方で、カバーが付けられない・容量が少ない・簡単に開けられるので防犯面では少し不安があるといったデメリットもあります。
デメリットも考慮して検討してみてくださいね。
④耐久性
ランドセルは6年間使用するため丈夫で、耐久性に優れている商品を選ぶことも大事です。
「型崩れしにくいか」「肩ベルトは頑丈か」「肩ベルトをつなぐ金具部分が取れにくくないか」などをチェックしましょう。
人工皮革よりも天然皮革の方が耐久性には優れているため、各素材の耐久性についてもあわせて確認すると安心です。
特に天然皮革のコードバン(馬革)は傷に強く、長年の使用にも耐えてくれるため、耐久面の高さではおすすめです。
⑤重量・背負いやすさ
ランドセルは軽量であることも大事ですが、背負いやすい工夫として「肩ベルト調整ができるもの」「背当てクッションのついたもの」を選ぶと安心です。
ランドセルの重さが分散されて、体への負担を軽減してくれます。
ランドセルの重さについては「ランドセルの重さは素材で違う?目安や選ぶ際に重要なポイントも」でもご紹介しています。
また、肩ベルトとランドセル本体をつなぐ「背カン」は可動式と固定式のものがあり、体の動きに合わせて動く可動式の方が負担が少ないと言えます。
実際に試着をさせてみて、背負いやすいかどうかチェックしましょう。
⑥修理保証・安全性
ランドセルには保証がついているものがあります。
無料で修理をしてもらえる、貸出用ランドセルがあるなど保証内容はさまざまです。
アウトレット商品は保証が付いていない場合があるので購入時に確認してみましょう。
イオンのランドセル「かるすぽ」は、全商品6年間の修理保証つきですので、万が一の故障の際にも安心ですよ!
(※有償修理の場合もございます)
防犯ブザーや反射材が付けやすい設計になっているかといった安全性も重要なポイントですので、チェックしておいてくださいね。
⑦価格
人工皮革のランドセルや専門メーカー系のランドセルは比較的価格が良心的で、やはり天然皮革や工房系・ブランド系になると価格が高い傾向があります。
「一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会」の2021年の調査によると、ランドセルの平均の価格帯は約55,000円です。
安価すぎると安っぽく見えたり耐久性が劣ってしまうこともありますが、もちろん低価格でも、デザインや機能、耐久性が優れているランドセルはたくさんあります。
予算とも相談して、価格と品質のバランスの取れたランドセルを選んでくださいね!
ランドセルのバリエーションは?トレンド・人気のものもチェック
※写真はイメージです。
ランドセルには「専門メーカー系」「工房系」「ブランド系」があります。
専門メーカー系のランドセルは、価格がお手頃なものが多く、量販店や百貨店などで購入できます。
最新の機能を備えている商品が多く、売り出しも早いのが特徴で、一年中購入しやすいというメリットがあります。
工房系のランドセルは生産数やモデルの数が少なく、職人によって天然皮革を使って作られていることが多いです。
人気のデザインは売り切れるのが早いので、早めにカタログなどを取り寄せて選んでおくことをおすすめします。
ブランド系のランドセルは、スーパーや百貨店のオリジナル商品や、アパレル・スポーツブランドから販売されているブランド性のあるランドセルです。
オリジナリティの高いデザインが多いので、個性が発揮できます。
最新のトレンドのデザインとしては、単色ではなくランドセルのふちのカラーを変えるコンビネーションカラーのランドセルが人気です。
男の子は定番の黒のオーソドックスなランドセル、女の子は紫や水色で刺繍がされたデザインのものを選ぶことが多いようです。
選ばれているランドセルの色やトレンドについて、「ランドセルの人気色は?選ぶ際に知っておきたいポイントもご紹介」でも解説しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ランドセルを選ぶまでのスケジュールをチェック!
理想にマッチしたランドセルを選ぶためには、カタログなどを早めに取り寄せて検討したり、購入時期を把握しておくことも重要です。
購入時期を逃してしまうと、人気のあるランドセルは完売してしまうことも。
スケジュールを立てて余裕を持ってランドセル選びをしましょう。
ランドセルの検討時期
近年は、子どもが年中、つまり小学校へ入学する2年前から、ランドセル選びを始める方が増えています。
秋~翌2月ぐらいから各メーカーの最新版カタログ請求が開始となることが多く、インターネットなどでも最新の情報を集めやすくなります。
カタログやインターネットで、さまざまなメーカーやモデル、価格帯の違うランドセルを見比べてみましょう。
また、メーカーによっては早期購入割引が行われていることも。
早めにランドセルの情報収集を始めておくと、余裕を持って選ぶことができますね。
ランドセルの購入時期
ランドセルの購入時期のピークは5月~6月頃です。
この時期になると多くのメーカーや工房の展示会が開かれるため、実際に試着して子どもの体に合ったランドセルを選ぶことができます。
実物を見ることでランドセルの雰囲気、高級感なども感じることができるでしょう。
人気商品も続々と販売され始めるので、この時期にすぐ見に行くことができれば、人気の高いランドセルでも購入できる可能性が高くなります。
夏休み以降は新作や人気モデルが完売し始め、人気のある定番モデルも品薄になってくるので気をつけてくださいね。
選び方のポイントを把握して失敗のないランドセル選びを!
ランドセルは事前に選び方のポイントを知っておくと、失敗が少なくなります。
ポイントには、素材、大きさ・収納力、色・デザイン、耐久性、重量・背負いやすさ、修理保証・安全性、価格などがあります。
また、最近のトレンドのデザインとして、単色ではなくランドセルのふちのカラーを変えるコンビネーションカラーも人気があります。
「機能面・使い勝手を見ていなかった」「長い目で見た選び方をしていなかった」「購入時期が遅くなった」という点での後悔が多いようなので、参考にして選べると良いですね。
最新のトレンドや購入時期についても把握し、後悔のないランドセル選びを進めましょう!