北海道ジンギスカンのおいしい食べ方・焼き方は?ポイントもご紹介

こんにちは、イオン北海道eショップ蒲です。

北海道の郷土料理といえばジンギスカン!
ラム肉と野菜をたっぷり食べられる、ヘルシーな焼き肉料理です。

今回は北海道民のソウルフードともいえるジンギスカンのおいしい食べ方を指南!

家庭でも手軽にできるフライパンやホットプレートを使ったジンギスカンの焼き方や、専用のジンギスカン鍋で調理する方法、調理のポイントもご紹介します。

ジンギスカン

※写真はイメージです。

北海道のジンギスカンの特徴

ジンギスカンとは、ラム肉(羊肉)をたっぷりの野菜と一緒に焼いて食べる北海道の郷土料理。

北海道では「花見やキャンプのお供にはジンギスカン!」というくらい、野外でのBBQには欠かせない食文化。
北海道で愛されているソウルフードです。

ラム肉は脂肪分が少なく、ヘルシー。
それでいて、たんぱく質やビタミンBなどの栄養は豚肉と同じくらい豊富に含まれています。

ジンギスカンは、キャベツやもやし、玉ねぎ、ニラといった野菜もたっぷり食べられることから、「ヘルシーな焼肉料理」としても人気です。

北海道におけるジンギスカンの歴史の始まりは明治時代。
国策として羊毛生産が開始され、国内に設置された5ヵ所の種羊場(しゅようじょう)のうち2ヵ所が北海道の滝川と札幌(月寒)でした。

羊毛だけでなく、羊肉も無駄なく活かそうと生まれた料理のひとつがジンギスカンだったそうです。

羊肉には独特の臭みがあり、当時はなかなか羊食は進まなかったようですが、昭和になるころにはたれに漬け込んで羊肉の臭みを消す調理方法などが登場。
昭和20年代後半には、滝川や札幌でジンギスカンを提供する店が増え、北海道の郷土料理として浸透していきました。

ジンギスカンの肉は、あらかじめたれに漬け込んだ「味付きラム肉」と、焼いてからたれに付けて食べる「生ラム肉」の2つが主流。

家庭でジンギスカンをする場合は、味付きジンギスカンを用いることが多いです。

ちなみに、たれに漬け込むスタイルは滝川、たれを後付けするスタイルは月寒にルーツがあるといわれていますよ。

北海道ジンギスカンのおいしい食べ方・焼き方をご紹介!

ジンギスカン

※写真はイメージです。

北海道ジンギスカンは、専用のジンギスカン鍋を使って調理します。

「山」と呼ばれる中央部分が盛り上がっているので、そこで肉を焼きます。
山の周りは「溝」になっていて、ここには野菜を敷きつめて蒸し焼きに。
山で焼いているラム肉の肉汁やたれが溝に流れ落ちてたまり、野菜に味が浸みておいしくなるという仕組みです。

家庭ではカセットコンロの上にジンギスカン鍋を設置して、ジンギスカンを焼くスタイルが多いです。

ですが、専用のジンギスカン鍋がなくても、ジンギスカンは楽しめます。
フライパン、ホットプレート、ジンギスカン鍋の3パターンの方法でジンギスカンをおいしく焼く方法をご紹介していきます!

フライパンで焼く場合

フライパンなら、家庭で手軽にジンギスカンを調理できます。

フライパンで作るときは、野菜と肉を別々に調理するのがポイント。
まずは野菜にたれをかけて煮込みます。

野菜は玉ねぎ、もやし、キャベツ、ニラなどが多いですが、そのほかピーマン、かぼちゃ、とうもろこしなど、好みの野菜でOK。
北海道の行者ニンニクを入れてもおいしいですよ!

火が通ったら皿に移し、フライパンをさっと洗ってきれいにしてから肉を炒めます。

肉の周りが白っぽくなったらひっくり返すタイミング!
ラム肉は焼きすぎると硬くなってしまうので注意してくださいね。

大きなお皿に野菜と肉を盛り付ければ出来上がり!

野菜と肉を別々に調理することで、水っぽくならずにおいしく焼くことができます。

〆にはうどんを投入!
肉と野菜の旨みたっぷりのたれをうどんがしっかり吸って、柔らかくキツネ色になったら食べ頃です。

お餅やお麩を入れる方もいるようです。

ホットプレートで焼く場合

ホットプレートで作る場合は、真ん中から肉ゾーンと野菜ゾーンに分けて焼きます。
肉と野菜が混ざらないようにすることが大切。

火が通りにくい野菜を焼く場合は、最初にホットプレートの全体で野菜を調理して、ざっと炒めたら片側に寄せるといいですよ。

肉を焼くときは、漬けだれをかけないほうが香ばしく焼きあがります。
肉を煮えさせてしまわないように気を付けましょう。

最後に肉と野菜を混ぜれば完成です!

ジンギスカン鍋で焼く場合

まずはジンギスカン鍋を熱して、「溝」に野菜を敷きつめます。

次に、ジンギスカン鍋の「山」にラム肉を置いて焼きます。
鍋肌が見えないよう肉をたくさん広げると、鍋が焦げにくいです。

溝部分には肉から出た肉汁や流れ落ちた漬けだれがたまり、野菜にも味がしみていきます。

ラム肉が焼けたら、煮込まれた野菜と一緒に食べましょう!
肉は食べるごとにどんどん追加していってくださいね。

〆には、たれがたまったジンギスカン鍋の溝にうどんを投入!
旨みたっぷりのたれを最後まで楽しめます。

北海道ジンギスカンの歴史やおいしい食べ方を知ろう!

北海道のジンギスカンは、たれに漬け込んだラム肉(羊肉)を野菜と一緒に焼いて食べる郷土料理。
明治時代に国策として羊毛の生産が開始され、羊肉も無駄なく活かそうとしたことが、羊食の始まりといわれています。

ラム肉は脂肪分が少なく、一緒に野菜もたっぷり摂れるので、肉をお腹いっぱい食べてもヘルシー!
北海道ではお花見やキャンプなどの野外行事といえばジンギスカン! というほど、愛されています。

たれに漬け込んだラム肉を焼くスタイル、生ラム肉を焼いてからたれを付けるスタイルの2種類があり、家庭ではたれに漬け込んだ「味付きラム肉」を調理するのが一般的。

家庭のフライパンやホットプレートでもおいしく作ることができますし、ラム肉を焼きながら、旨みのしみ込んだたれで野菜を煮込む専用のジンギスカン鍋もあるんですよ。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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