スーツケースを長く使う方法とは?お手入れ・収納方法もご紹介!

こんにちは、イオン北海道eショップの小柴です。

スーツケースは旅行や出張の際に欠かせないアイテムです。
そんなスーツケースを長く愛用するには、お手入れや収納方法がポイント。
保管する前の簡単なお手入れや収納の仕方で、スーツケースを長く使うことができます。

そこで今回は、スーツケースをできるだけ長く使うためのお手入れ方法や収納方法をご紹介します。

※写真はイメージです。

スーツケースを長く使う方法は?お手入れ方法をご紹介!

旅行や出張から帰ってきたら、洗濯物や後片付けに追われてしまい、スーツケースのことまで気が回らないという方も多いはず。
外で使ったスーツケースは思っている以上に汚れており、そのまま収納するとスーツケースの寿命を縮める原因になります。

スーツケースを長く使うためには、収納前にしっかりお手入れすることが大切です。
ここでは、スーツケースのお手入れ方法を確認しましょう。

外側のお手入れ

まずは、スーツケースに付着した汚れを落としましょう。
スーツケースには布でできた「ソフトタイプ」と、主にプラスチック素材が使用されている「ハードタイプ」があります。

「ソフトタイプ」の場合は、固く絞った濡れタオルで汚れを拭き取ります。
汚れが激しい場合は、中性洗剤を水で薄くのばしたものをタオルにつけ、拭き取りましょう。
洗剤の付けすぎや、あまりにゴシゴシと力を入れた拭き取りは、スーツケース表面のコーティングが剥がれる原因になるため、気をつけてください。

「ハードタイプ」の場合も「ソフトタイプ」と同様に、固く絞ったタオルで汚れを拭き取ります。
汚れがひどい場合も、薄めた中性洗剤をつけたタオルで拭き取りましょう。

洗剤を使う場合は、最後にから拭きをしっかりして、洗剤の成分が残ることのないように注意してください。

また、プラスチック素材だからといって、シンナーや除光液を使うのはNG。
変色や変形の原因になります。
空港で貼られたシールはドライヤーで温めると粘着力が弱くなり、剥がしやすくなりますよ。

内側のお手入れ

スーツケースの内側には、気づかないうちに荷物のホコリやゴミがたまりがちです。
大きなゴミは掃除機で吸いましょう。
汚れが気になる場合は、水で濡らして固く絞ったタオルでサッと拭くと良いでしょう。

スーツケースの内側は外したり洗ったりできないため、使用時から極力汚さないように注意。
特に液体のシミは取りづらいので、スーツケースに入れる際はしっかり梱包してくださいね。

また、中が濡れた状態のまま保管するとカビの原因に。
湿気対策として、収納前にしっかり陰干しするのがポイントです。

キャスターのお手入れ

常に地面と接しているキャスターは、スーツケースの中でも特に汚れが気になるパーツです。
汚れだけでなく、髪の毛や糸くず、ガムが付着していることも。

キャスターの動きが悪くなると、使いづらくなり修理や買い替えが必要になるため、しっかりお手入れしましょう。

キャスターにゴミが挟まっている場合は取り除き、乾いたタオルでタイヤの表面を拭きます。
細かい部分は、古い歯ブラシなどを使って汚れを取り除きましょう。

スーツケースを長く使うために収納時に気を付けたいこと

※写真はイメージです。

使ったあとのスーツケースのお手入れをしたら、収納しましょう。
スーツケースには、収納の際にも気をつけるポイントがいくつかあります。

湿気対策をしっかり行う

スーツケースにとって湿気は大敵。
密閉性の高いスーツケースは、しっかりと湿気対策をしていないと内部にカビが生えてしまうことがあります。

カビを防ぐための主な湿気対策は次のとおりです。

乾燥剤をスーツケース内に入れる
風通しの良い場所に保管する
使用後だけでなく数カ月に一度、本体やキャスターの汚れを拭き取る
収納前には陰干しする

直射日光が当たらない場所に保管する

スーツケースに直射日光が当たると、日に焼けて色が変わってしまうだけでなく、素材が劣化してしまう可能性があります。
また、直射日光の熱で、スーツ内部の温度が上がり、カビが生えやすい環境になってしまうことも。
スーツケースの保管場所には、直射日光の当たらない場所を選びましょう。

袋をかぶせない

直射日光やほこりを防ぐため、スーツケースに大きなビニール袋をかぶせて保管したくなりますが、これはNG。
袋をかぶせると、スーツケース内に湿気がこもりやすくなります。
スーツケースに袋をかぶせるなら、不織布などの通気性がある素材の袋や、専用のカバーがおすすめです。

収納するのに便利な場所を選ぶ

出張や旅行以外には使用頻度の低いスーツケース。
サイズが大きいため、収納場所に悩む方も少なくありません。

家の中で収納におすすめなのは、次のようなところです。

押し入れ
クローゼット
ベッドの下
シューズクローク
トランクルームやレンタルスペース

押し入れやクローゼット、ベッドの下に収納する場合は、湿気が多いため、湿気対策をしっかりしてから収納してください。
スペースの余裕があるなら、家の中を汚す心配がないシューズクロークがおすすめです。

スーツケースを適切に使うことも重要!

スーツケースを長く使うためには使い方も重要です。
スーツケースを長持ちさせるときに、気をつけたい使い方のポイントを3つご紹介します。

ポイント①適切なサイズを選ぶ

大きいものから小さいものまでスーツケースにはさまざまなサイズがあり、それぞれに入れられる荷物の量は決まっています。
その量を超えて荷物を詰め込むと破損につながることも。

荷物を詰め込む前に、メーカーによって提示された容量を確認し、容量以上の荷物を詰め込むことのないようにしましょう。

スーツケース(キャリーバック)のサイズの選び方は?最適なサイズを!」では、荷物の量や旅行日数ごとに、おすすめのスーツケースのサイズをご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

ポイント②4輪のスーツケースは4輪で使う

キャスターの付いたスーツケースには、4輪のものと2輪のものがあります。
4輪のものは2輪タイプより軽い力で運べるのはメリットですが、4輪のスーツケースは押して歩くことを想定して作られているため、キャスターをすべて地面につけて使うのが基本。

4輪のキャスターを2輪のスーツケースのように傾けた状態で使うのは、キャスターへのダメージが大きくなります。
キャスターの故障の原因になるため避けましょう。

ポイント③キャリーバーで本体を持ち上げない

キャリーバーとは、スーツケースの上側についている、伸縮式の持ち手のこと。
段差のある通路や階段の上り下りの際、荷物が入った状態でキャリーバーで持ち上げていませんか?
キャリーバーだけで重い本体を持ち上げると、ゆがみや折れ曲がりなどの故障の原因になります。
本体を持ち上げるときは必ず、ハンドルに持ち替えて持ち上げましょう。

スーツケースを長く使うにはお手入れと収納場所がポイント

スーツケースを長く使うには、使った後のお手入れ方法と収納場所がポイントです。

スーツケースの使用後は、固く絞った濡れタオルで汚れを拭き取り、しっかり乾燥させてから収納しましょう。
汚れがひどい場合は薄めた洗剤を使い、洗剤が残らぬようにきれいに拭き取ってください。
スーツケースの内側のゴミは掃除機で吸い取り、キャスターに付いた糸くずやゴミなども取り除きましょう。

カビが生える原因となるため、収納場所は風通しが良く直射日光が当たらない場所へ。
やむを得ず湿気の多い場所に収納する場合は、乾燥剤を入れるなどの湿気対策をしてくださいね。

スーツケースを長持ちさせるには、日ごろの使い方も大切なポイントです。
荷物の量やスーツケースの引き方、キャリーバーの扱い方に注意して使用すると長持ちしますよ。

正しいお手入れや収納方法を確認し、大切なスーツケースを長く使いましょう。

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