スーツケースとキャリーバッグの違いを知ろう!サイズの選び方も
こんにちは、イオン北海道eショップの河崎です。
大容量のバッグは旅行に欠かせないアイテムです。
中でもスーツケースやキャリーバッグは、サイズのバリエーションが豊富で、国内旅行にも海外旅行にも重宝します。
でも、「スーツケースとキャリーバッグはどう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?
そこで今回はスーツケースとキャリーバッグの違いや、サイズの選び方、機内の持ち込み可能なサイズについてご紹介します。
※写真はイメージです。
スーツケースとキャリーバッグはどう違う?
まずはスーツケースとキャリーバッグ、それぞれの特徴を確認しましょう。
スーツケースとは
世界で最初のスーツケースを作ったのは、フランスのラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン」。
汽車や馬車での移動の際に使用する木箱が、スーツケースのはじまりでした。
当時は「トランク」と呼ばれており、主に物入れとして使われていました。
「トランク」を運ぶのは、旅行者本人ではなく、使用人。
そのため、キャスターもついていませんでした。
その後、「トランク」がスーツなどの衣服(スーツ)を持ち運ぶ機能を備えるようになり、
「スーツケース」と呼ばれるようになりました。
キャリーバッグとは
キャリーバッグとはキャスターがついたかばんのこと。
「carry(運ぶ)できるbag(かばん)」という意味から名付けられた和製英語です。
ちなみにキャリーバッグとよく似たキャリーケースも和製英語。
海外では通じないので、注意しましょう。
スーツケースとキャリーバッグの違いとは?
スーツケースとキャリーバッグ、どちらも旅行に使うかばんです。
もともとはスーツケースにはキャスターはついていませんでしたが、
あるメーカーがキャスター付きのスーツケースを販売し、現在ではキャスター付きが主流となりました。
そのため、キャスターがついていないものもスーツケースと呼ぶことがありますが、
基本的にスーツケースとキャリーバッグには大きな違いはありません。
強いていうなら、スーツケースは樹脂でできており固く、
キャリーバッグは化学繊維の布でできた柔らかいものが多いというイメージが、一般的に定着しています。
スーツケースやキャリーバッグ、英語で何という?
キャリーバッグやキャリーケースが和製英語なら、気になるのが、その英語表現です。
スーツケースは海外でも「suitcase」で通用します。
ただ、「suitcase」にはキャスターがついていない、いわゆるトランクタイプのものも含まれることがあります。
キャスター付きのバック全般は、「roller bag」や「trolley case」と表現します。
ちなみに、キャリーバッグは和製英語ですが、似た言葉で「carrier bag(キャリアーバッグ)」という英語表現もあります。
これはキャリーバッグではなく、買い物袋の意味になるので、海外旅行では間違えないよう注意してくださいね。
スーツケースやキャリーバッグのサイズの選び方
※写真はイメージです。
近年のスーツケースやキャリーケースは多種多様。
新しいものを購入する際にどれを選べば良いのか、迷ってしまう方も少なくありません。
そんなときのポイントになるのがスーツケースやキャリーバッグのサイズです。
サイズは主にS・M・Lの3種類に分かれています。
どんなときにどのサイズがおすすめなのかをご紹介します。
機内持ち込みサイズもあわせてご紹介するので、参考にしてくださいね。
短期旅行におすすめのSサイズ
一般的なSサイズの容量は~35L程度。
個人差はありますが、1泊分の荷物は10L程度が目安なため、
Sサイズのスーツケースには1~3泊程度の荷物が入ります。
Sサイズのスーツケースの高さは50cm程度、重量は2~3kg程度。
コンパクトで小回りが利く大きさで、ビジネスでもよく使われます。
短期出張や国内旅行などにもおすすめのサイズです。
「スーツケースSサイズの大きさ解説!コンパクトにまとめて快適な旅♪」では、
荷物をコンパクトにまとめるためのコツもご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
短期の海外旅行にも使えるMサイズ
Mサイズの容量は40~80L程度。
3~5泊程度の荷物を入れることができ、短期の海外旅行やのんびり長めの国内旅行にぴったりです。
Mサイズのスーツケースの高さは60cm前後、重さは3~5kg程度です。
荷物をたっぷり持っていくのはもちろんのこと、行きは中身に余裕を持たせて、
現地で買ったものやお土産をたくさん詰めて帰ってくる、なんて使い方もできますよ。
ちょっと大きめのサイズをお探しの方におすすめのサイズです。
Mサイズのスーツケースの選び方については、こちらのコラムもご参考ください。
スーツケースMサイズの大きさの目安。選び方のポイントも!
長期滞在や留学にはLサイズを
Lサイズの容量は81~100L程度。
100Lというと、6泊分以上の荷物が入る容量です。
Lサイズのスーツケースは高さが70cm前後、重さは4~5.5kg程度で、
長期の海外旅行や留学、出張などにおすすめのスーツケースです。
長期の旅行でなくても、家族など複数人の荷物を一つにまとめたい場合や、
コートなどの防寒具がかさばる場合などにもLサイズなら安心!
余裕を持って荷物を運びたい方におすすめのサイズです。
Lサイズのスーツケースの選び方は、こちらのコラムをご参考ください。
スーツケースLサイズの大きさは?上手に選ぶコツを知って快適な旅を♪
機内持ち込みサイズとは?
飛行機に乗る際に、貨物室に預けず、機内に持ち込むことのできるサイズのスーツケースもあります。
荷物を機内に持ち込めば、搭乗手続きがスムーズ。
到着後も荷物の受け取りを待つ必要がないため、時間の節約が可能です。
また、バッグの破損やロストバゲージの心配がなくなるというメリットもあります。
全ての荷物が機内に持ち込めるわけではなく、機内に持ち込めるスーツケースには規定のサイズに規定があります。
100席以上の飛行機の場合
縦横高さの3辺の合計が115cm以内、かつ3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm以内
総重量10kg以内
100席未満の飛行機の場合
縦横高さの3辺の合計が100cm以内、かつ3辺それぞれの長さが45cm × 35cm × 20cm以内
総重量10kg以内
なお、機内に持ち込めるスーツケースのサイズは、航空会社や機種、シーズンによって異なる場合があります。
事前に搭乗する航空会社に確認することをおすすめします。
貨物室に預ける場合でも、重量やサイズには制限があり、追加料金が発生することがあるため、注意しましょう。
「スーツケース(キャリーバック)のサイズの選び方は?最適なサイズを!」では、
スーツの素材や機能に注目した選び方もご紹介しています。
あわせて参考にしてみてくださいね。
スーツケーツとキャリーバッグに違いはほぼなし!旅にあわせてサイズを選ぼう
キャリーバックは、キャスターのついていない昔のスーツケースが始まり。
持ち運びしやすいようにスーツケースにキャスターが取り付けられたものが発売され、
そちらがキャリーバックと呼ばれることが多いです。
今ではスーツケースにキャスターが付いているものが主流のため、スーツケーツとキャリーバッグに明確な違いはありません。
ちなみにキャリーバッグは和製英語です。
海外では通じないので、気をつけてくださいね。
スーツケースやキャリーバッグを選ぶときはサイズがポイント。
旅行の日数や荷物の量に応じて適したサイズのものを選びましょう。
短い旅行や出張ならSサイズ、3~5泊程度の旅行ならMサイズ、それ以上にはLサイズがおすすめです。
また、機内持ち込みサイズのスーツケースなら、
搭乗手続きがスムーズで到着後も荷物受け取りの必要がなく、時間の節約が可能ですよ。
バリエーション豊富なスーツケースやキャリーバッグ。
自分の目的にぴったりの使いやすいものを選んでくださいね。