見るポイントやじゃがいもの種類も おいしいじゃがいものの選び方とは?

こんにちは、イオン北海道eショップの蒲です。

じゃがいもはわたしたちにとって最も身近な野菜のひとつ。
さまざまな料理に使い勝手も良く、子どもから大人まで幅広い世代に人気がある定番の常備野菜ですね。

一年を通して入手しやすいじゃがいもですが、旬があることをご存じですか?
旬を意識して選ぶことができれば、さらにおいしく食べられますね。

今回はじゃがいもの旬についてご紹介します。
おいしいじゃがいもを選ぶためのポイントやおいしい食べ方もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

※写真はイメージです。

じゃがいもの旬の時期は?

じゃがいもの旬は年に2回。
「春」と「秋」が、じゃがいもが多く収穫されるシーズンです。

今や世界中で栽培されているじゃがいもですが、その起源地はアンデス山脈。
高地で作られていたため、冷涼な気候を好む特徴があります。
そのため、日本各地でも栽培されていますが、国内のじゃがいもの最大の産地は北海道。

品種により時期にばらつきはあるものの、北海道ではまだ寒さの残る春に植え付け、秋に収穫、
北海道より暖かい長崎県や鹿児島県では冬に植え付け、春にかけて収獲します。
産地により、旬の時期が異なるのです。

一般的に「新じゃが」と呼ばれるのは春に収穫されるじゃがいものこと。
春のじゃがいもは皮が薄くみずみずしさがあり、秋のじゃがいもは皮が厚めでホクホクした食感が特徴といわれています。

北海道の代表的なじゃがいもの種類と旬の時期

日本一のじゃがいもの生産量を誇る北海道。
なんと国内の約8割のじゃがいもが北海道産です。

そんな北海道のじゃがいもにも、さまざまな種類があります。
北海道で収穫されるじゃがいもの代表的な種類と、その旬の時期をご紹介します。

男爵:旬の時期5月~8月頃

こぶしのように丸くてゴツゴツした形が特徴的な男爵は、主に十勝・網走地方で収穫される品種。
スーパーでもよく見かける人気の高いじゃがいもです。

でんぷん質が多く含まれるため、ホクホクした食感が特徴。
ほかのじゃがいもと比べて、長期保存しても風味や食感が変わりにくいことも人気の理由です。

メークイン:旬の時期7月頃

楕円形をしたメークインも男爵と並ぶ人気の品種で、十勝・網走地方で盛んに栽培されています。

甘みが強くねっとりとした食感が特徴。
表面がなめらかで、ピーラーでも皮がむきやすく、調理しやすいのもポイントです。

きたあかり:旬の時期9月~10月頃

男爵と似たゴツゴツの丸い形と黄色味の強い中身が特徴的なきたあかりの主な産地は、十勝・網走地方。

加熱後のホクホクした食感と強い甘味がきたあかりの特徴です。
別名「栗じゃがいも」ともよばれるほどの甘さが多くの人から好まれる理由のひとつです。

インカのめざめ:旬の時期5月~7月頃

2002年に品種登録された比較的新しい「インカのめざめ」は、主に十勝地方で栽培される品種。
比較的小ぶりの卵型の形をしており、中身はきれいな黄色です。

栗やさつまいものような独特の風味と甘さ、ねっとりとした舌触りが特徴的。
生産量が少なく、長期保存もむずかしいので、北海道でも貴重な品種です。
見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

北海道のじゃがいもにはどんな種類がある?主な産地や特徴もご紹介」では
より多くの北海道を代表するじゃがいもの品種をご紹介しています。
ぜひこちらも参考にしてくださいね。

おいしいじゃがいもを選ぶには?保存方法もチェック!

せっかくなら、おいしいじゃがいもを食べたいですよね。
そんなときは、次の4つのポイントに気を付けてじゃがいもを選んでみてください。

保存方法もあわせてご紹介します!

おいしいじゃがいもの選び方

じゃがいもを選ぶときは、こんなポイントに注目してみましょう。

ポイント①大きさと形

ふっくらとして丸みのあるじゃがいもを選びましょう。
男爵など元々ゴツゴツした見た目が特徴のじゃがいももありますが、
一般的にはでこぼこの多いものは生育不良の可能性があり、避けたほうが良いでしょう。

ポイント②皮の状態

傷やしわが少なく、つややかな皮のものを選びましょう。
育ちすぎると皮が分厚くなるため、比較的皮が薄いものが新鮮でおすすめです。

ポイント③重さ

持ってみてしっかりとした重さがあるものがおいしいじゃがいもです。
軽いものは水分が抜けてしまっている可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。

ポイント④作る料理

じゃがいもをおいしく食べるには料理に合わせた品種を選ぶことも大切なポイント。
料理別にどの品種がおすすめかご紹介しますね。

■男爵:粉ふきいも・マッシュポテト・コロッケなど
ホクホクした食感が特徴の男爵におすすめの食べ方は、粉ふきいもやマッシュポテト、コロッケなど。
煮崩れしやすいため、加熱してつぶして使うメニューで食べましょう。

■メークイン :カレー・肉じゃがなど
しっとりした食感と煮崩れのしにくさが特徴的なメークインは、カレーや肉じゃがなどの煮込み料理に適しています。
炒め物でもおいしく食べることができますよ。

■きたあかり:ポテトサラダ・コロッケなど
「栗じゃがいも」と呼ばれるほど甘いきたあかりは、ポテトサラダやコロッケなどの料理がおすすめ。
味噌汁やポタージュなど汁物にもぴったりです。

■インカのめざめ:お菓子・煮物など
一般的なじゃがいもの糖度が5なのに対して、6~8度程度もの糖度を持つインカのめざめ。
ふかしいもにしてその甘さを堪能しましょう。
お菓子や煮物もおすすめです。

おいしいじゃがいもの選び方について、こちらのコラムでさらに詳しくご紹介しています。
避けたほうが良いじゃがいもや、料理によってどの品種を選ぶべきかについてもさらに詳しくお伝えしているので、
ぜひ参考にしてくださいね。
北海道産じゃがいも、品種別におすすめの食べ方・調理方法をご紹介!
おいしいじゃがいもの選び方とは?見るポイントやじゃがいもの種類も

じゃがいもを長く楽しむための保存方法

じゃがいもの基本は常温保存です。
直射日光の当たらない風通しの良い場所に保存してください。
日光や照明などの光が当たると、芽が出たり、皮が緑色に変色したりするため、注意しましょう。

新聞紙にくるんで保存すると光を遮るだけでなく、湿気対策にもなるためおすすめです。

気温の高い夏は冷蔵庫の野菜室での保存も良いでしょう。
じゃがいもは低温に弱いため、1つずつ新聞紙でくるんだ上からビニール袋などに入れ、野菜室で保存しましょう。

旬のじゃがいもをおいしく食べるなら?

※写真はイメージです。

旬のじゃがいもにおすすめのレシピをご紹介します。

じゃがバター

北海道のじゃがいもでぜひ堪能してほしいのが、じゃがいもそのものの味が楽しめる「じゃがバター」。
電子レンジで気軽に調理できるおすすめのレシピです。

じゃがいもを水で洗い、水気をさっとふき取ります。
皮つきのまま、まるごとラップでふんわり包み、レンジで加熱しましょう。

まるごとの場合の加熱時間の目安は3分程度。
じゃがいもの大きさによって調節してください。

竹串が通る程度まで加熱できれば、切込みを入れ、バターをのせて召し上がれ!

じゃがいものガレット

外はカリッ、中はねっとりした食感が楽しめるガレット。
シンプルなレシピなのでじゃがいも本来の味を堪能できます。

4~5個程度のじゃがいもを千切りし、小さじ1程度の塩を振り入れ混ぜ合わせます。
油を引いたフライパンを火にかけ、じゃがいも全体を広げ入れ、
ときどきフライ返しで押さえながらこんがり焼き色が付くまで焼きます。
ひっくり返して反対側も同じように焼き、仕上げに粗びきこしょうを振って完成です。

チーズやコンソメを加えると味が変わり、また違ったおいしさを楽しめますよ。

旬を迎えてさらにおいしく!北海道のじゃがいもを味わおう!

全国的にじゃがいもが多く出回る時期は「春」と「秋」。
品種によって多少の違いはありますが、北海道のじゃがいもが旬を迎えるのは秋です。

日本一の生産量を誇る北海道のじゃがいもにはさまざまな種類があります。
その代表的なものは「男爵」「メークイン」「きたあかり」「インカのめざめ」など。

じゃがいもを買うときは大きさや形、皮の状態や重さなどをチェックしておいしいものをゲットしてくださいね。
作る料理に適した品種を選ぶのもポイントです!

じゃがいもは基本的に常温保存で問題ありませんが、夏場は冷蔵庫での保存がおすすめです。

じゃがいもをおいしく味わうのにおすすめのレシピは、じゃがバターやガレット。
シンプルなレシピなのでじゃがいもそのものの味が楽しめますよ。

旬を迎えてますますおいしくなる北海道のじゃがいもを存分に堪能しましょう!

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