カーペット・ラグのサイズの選び方で重要なポイントをご紹介!
こんにちは、イオン北海道eショップ千葉です。
皆さん、カーペットやラグはどのように敷いていますか?
お部屋の広さはもちろん、部屋の用途やどのように過ごしたいかによっても必要なサイズが変わってきます。
また、部屋全面に敷き詰めたり部分的に敷いたりと、敷き方によってもサイズは異なります。
今回のコラムではカーペット・ラグのサイズの選び方について解説します。
サイズ選びで押さえるべきポイントと部屋別のおすすめのサイズ、敷き方の種類などをお伝えしますね。
※写真はイメージです。
カーペット・ラグのサイズの選び方で重要なポイント
カーペット・ラグのサイズ選びで大切なポイントは以下の3つです。
・どの部屋に敷くのか
・どう過ごしたいのか
・必要なサイズをしっかり採寸する
カーペットやラグを家のどこに敷いて、そこではどう過ごしたいのかをまず考えてみましょう。
「リビングに敷く」というシチュエーションひとつでも、ソファに座って過ごすことが多いのか、床に座ったりゴロンと寝転がったりして過ごすことが多いのかによって、必要なサイズは異なります。
まずは必要サイズにカットした新聞紙や模造紙を床に広げてみて、イメージを膨らませてみましょう。
イメージが固まったら、次にメジャーなどで必要なサイズをしっかり採寸します。
部屋は端に柱があったり、部屋が真四角じゃなかったりすることもあります。
部屋の端から端まで敷くわけではないなら、家具の下まで敷きたい、または家具をよけて敷きたい、床に座る場所だけに敷きたいなど、敷き方によって必要なサイズはさまざまです。
また、既製品のカーペットやラグには「〇帖用」という表記のものもありますが、こちらも注意が必要。
畳のサイズは、実はエリアや一戸建てかマンションかなどで規格が違うのです。
京都や関西地方、中国・九州地方などで使われているのは「京間」というサイズで、1帖は約191×95.5cm。
関東で主に使われている「江戸間」は1帖約176×88cm、賃貸住宅やマンションなどで使われる「団地間」は170×85cmです。
北海道では、「江戸間」が使用されるのが一般的です。
一番大きな京間と一番小さな団地間では、大きさが約1.26倍も異なります。
部屋別に考えるカーペット・ラグのサイズの選び方
部屋によって過ごし方や置いてある家具が違うので、カーペットやラグのサイズも選び方が変わります。
リビング・ダイニング・寝室の3つの部屋で、サイズの選び方を考えてみましょう。
リビング
ソファとフロアテーブルのあるリビングにカーペットやラグを敷くなら、床に座ってくつろぐスペースがどのくらい必要かを考えてみましょう。
・ワンルームや1人暮らしなら……約1帖サイズ(約90×150cm)
・ソファに座っていることがほとんどなら……約1.5帖サイズ(約140×200cm)
・床でくつろぐことが多いなら……2帖サイズ以上(約200×200cm)
横幅はソファの幅よりも広いものを選ぶと、バランスがとりやすいです。
2帖以上のサイズなら、大型のソファと合わせてもゆとりがあり、前面にフロアテーブルを置いてもその周りでくつろぐスペースが確保できます。
ダイニング
ダイニングテーブルの下に敷くなら、テーブルセットよりも大きなサイズを敷きましょう。
イスを引くスペースを確保するため、テーブルから75cm程度の余裕を持たせたサイズがおすすめです。
・2~3人用のダイニングテーブルなら……約2帖サイズ(約200×200cm)
・4~6人用のダイニングテーブルなら……約3帖サイズ(約220×250cm)
寝室
寝室では、ベッドから降りたときの足元だけ敷くのか、それとももっと広く敷くのかによって必要サイズが変わります。
・足元のみ部分的に敷くなら……1帖サイズ以上(約90×150cm)
・ベッド下まで広く敷きたいなら……3帖サイズ以上(約220×250cm)
色・素材・デザインなどでも印象は大きく変わる
サイズが決まったら、色・素材・デザインなども、部屋全体の雰囲気やインテリアとのバランスを考えながら選んでみましょう。
たとえば赤や黒など濃い色は、存在感が大きいので小さめのラグをインテリアのようにポイント使いするのがおすすめ。
毛足の長い素材のものもボリュームがあってインテリア性が高いです。
広い範囲に敷くなら、毛足が短くベージュやアイボリーなど薄い色のものがすっきりとまとまりますよ。
カーペット・ラグの敷き方もご紹介
※写真はイメージです。
カーペットやラグの代表的な敷き方をご紹介します。
全面に敷く
部屋の端から端まで、床の形に合わせてぴったりと敷き詰める方法です。
カーペットやラグが滑ってずれることがない、床が区切られないので部屋が広く見える、床の冷たさをシャットアウトできるというメリットがあります。
部屋の大きさや床の形をしっかり採寸して、ぴったりサイズで敷き詰めるのがポイントです。
部分的に敷く
床全面に敷き詰めるのではなく部分的に敷くのは、多少サイズが違っても敷ける、カーペット・ラグの敷き替えや移動がしやすい、サイズが小さければその分安価になるというメリットがあります。
具体的にはこんな敷き方がありますよ。
センター敷き
床サイズより1~2周りほど小さいカーペット・ラグを、部屋の中央に敷く方法です。
床を全体的に覆いつつ、細かいサイズや柱の出っ張りなどをあまり気にせず敷くことができます。
ピース敷き
センター式よりもさらに小さいサイズのカーペット・ラグを、いつも床に座る場所などに部分的に敷く方法です。
形や素材、色にこだわってインテリア性を高めることもできるでしょう。
ランナー敷き
細長いカーペットを、廊下など人が通る部分に敷く方法です。
キッチンマットなどが代表的です。
重ね敷き
前面式のカーペットの上に、さらに部分的に小サイズのカーペット・ラグを敷く方法です。
見た目に色や素材を足すデザイン的な目的のほか、汚れやすい部分に重ねることでそこだけ洗濯をしやすくする、保温性を高めるなど機能を追加する目的があります。