入学祝いのお返し(内祝い)の相場は?マナーや人気ギフトを解説!

こんにちは、イオン北海道eショップの蒲です。

春になりお子さんが入園式や入学式を迎えると、お祝いをいただく機会がありますね。
わが子にいただいたお祝いに、親としてお返ししてしっかり感謝の気持ちを伝えたいと思う反面、お返しのマナーがわからないと悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、入学祝のお返しは必要かということから、お返しをする場合の入学祝いのお返しの相場やおすすめの品、渡すタイミングや基本的なマナーを解説します。
入学祝いをいただいてから慌てることのないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

※写真はイメージです。

入学祝いのお返し(内祝い)はそもそも必要?渡すならいつ?

入学祝いは入学の時期に贈るお祝いです。
お祝いをいただいたらお返しするのが基本的なマナーですが、子どもの成長に関するお祝いはその例外。
お祝いをいただくのは親ではなく、あくまで子どもだからです。
そのため、入学祝いのお返しをしなくてもマナー違反ではないともいわれています。

ただ、せっかくお祝いをいただいたのだから、しっかりお礼をしたいという方も少なくないでしょう。
そんな場合はお返しをお贈りして構いません。
相手に失礼に当たることもないので、感謝の気持ちを込めて喜んでいただけるギフトを選びましょう。

また、お返しの有無は地域や家庭によっても異なります。
子どもへのお祝いでもお返しが必要な地域もあったり、家族・親戚間の取り決めがあったりする場合もあるため、確認をすると安心です。

入学祝いのお返しのマナーを確認しよう

入学祝いのお返しは入学式が終わってからお贈りするのが一般的です。
これは、お返しが無事に入学できた報告の意味も兼ねるため。
入学式から1カ月以内を目安にお贈りしましょう。
何かとバタバタしがちな時期ですが、あまり日を空けすぎると失礼になるため、気をつけてくださいね。

また、入学祝いのお返しにはのし紙をかけるのがマナー。
のし紙をかけることで心のこもった特別な贈り物になります。

のし紙にはいくつか種類があるため、入学祝いのお返しに使うのし紙の確認をしましょう。
入学は何度あってもおめでたいことなので、蝶々結びの水引のものを使います。
水引の上には「入学内祝」、もしくは「内祝」とき、水引の下には贈り主の名前を入れます。

入学祝いはあくまでも子どものお祝いとしていただいたもの。
そのため、贈り主には子どもの名前を書くことに気をつけてくださいね。

贈り物に独自の文化がある北海道では、入学内祝いののしには、「短冊のし」と呼ばれる略式ののしを用います。
北海道では一般的なものですが、簡易的だと感じる方も中にはいらっしゃいます。
道外の方へお贈りする場合は、全国共通のマナーにあわせて、のしを変えると安心です。

入学祝いのお返し(内祝い)の相場はどのくらい?

※写真はイメージです。

入学祝いのお返しに限らず、一般的に内祝いの相場はいただいたお祝いの3分の1から半額程度です。
ただ、いただいた金額や相手との関係性によって目安とされる金額は異なります。
お礼をする相手別の相場をご紹介します。

祖父母

孫の成長を願う祖父母からいただくお祝いは、ランドセルや学習机などを入学祝いとしていただくようなこともあり、高価になりがち。
祖父母からの入学祝いは、子どもの入学で何かと物入りな時期に安心して勉学に励めるようにという援助の意味も込められています。
そのため、相場に合わせたお返しはかえって気を遣わせてしまう可能性も。

祖父母への入学祝いのお返しは、金額にこだわらず喜んでいただけるものを選び、お礼の手紙や子どもの入学式の写真などを添えましょう。
食事会など、直接孫と会う機会を設けることも喜ばれる入学祝いのお返しとなりますよ。

親族

子どもからみて、おじやおばに当たる親族からのお祝いの相場は10,000円程度です。
そのため、入学祝いのお返しは3,000~5,000円程度が目安の金額となります。

友人、会社の同僚

親の友人や職場の同僚からのお祝いの相場は3,000~5,000円程度。
相場である3分の1の金額にすると選択肢が限られてしまうため、半額の1,500~2,500円を目安にお礼の品を選びましょう。

上司

職場でお世話になっている上司からお祝いをいただくこともあります。
上司からいただく入学祝いの相場は5,000円程度。

上司など目上の方へのお祝いのお返しは、多すぎるとかえって失礼と思われることもあるため、3分の1の金額が良いとされています。
1,500円前後のギフトを選びましょう。

入学祝いのお返し(入学内祝い)のおすすめギフトはこれ!

入学祝いのお返しに何を選ぶかも大きなポイントです。

入学祝いのお返しを選ぶときは次の3点に気をつけましょう。

相手の好みに合わせたものを選ぶ
好みが分からない場合は「消えもの」を選ぶ
あまり高価なものは相手の負担になるため控える

次に具体的にお贈りする相手別のおすすめギフトをご紹介します。

祖父母

祖父母であれば、およその好みが分かるはず。
日本酒や焼酎などの酒類や、ブランド米なども喜ばれます。
また、定番なのがタオルなどの消耗品。
自分ではちょっと買わないようなホテル仕様の高級タオルなどがおすすめです。

祖父母へのお返しにはぜひ、入学式の写真などを添えましょう。
子どもの成長が伝わり、特別な贈り物になりますよ。

親族

祖父母の場合と同様に好みが分かるなら、好みに合った品物を選びましょう。
好みが分からない場合は、日持ちするコーヒーや紅茶など高級ブランドのドリンクセットなどがおすすめです。
家族がいる場合は、ジュースやアイスクリームの詰め合わせも喜ばれますよ。

友人、会社の同僚

友人や職場の同僚へは、個別包装されたお菓子の詰め合わせなど、日持ちがし、小分けになっているものがおすすめです。
流行を取り入れたハンドクリームや入浴剤のセットなども人気があります。

上司

職場でお渡しするなら、家に持ち帰るのが負担にならないよう、あまりかさばらず、軽いものを選ぶのも一つの手です。

北海道ならではのお返しをお探しの方は「北海道の喜ばれる贈り物は?選び方や人気の品を詳しくご紹介!」をご覧ください。
喜ばれる贈り物のコツや、おすすめの北海道の贈り物をご紹介しています。

入学祝いのお返しの相場を知って喜ばれるギフトを選ぼう!

子どもに関するお祝いは一般的にはお返しは不要だとされていますが、入学祝いのお返しをしてももちろん失礼にはあたりません。
感謝の気持ちを伝えたいなら、ぜひお返しをお贈りしましょう。

入学祝いのお返しは入学式のあと、1カ月以内を目安に贈ります。
金額の相場は一般的にはいただいたお祝いの3分の1から半額程度で、のし紙をかけるのがマナーです。
のし紙は蝶々結びの水引を選びましょう。

お返しの品物は相手の好みに合わせたものを選ぶのがポイント。
好みが分からない場合は、消えものがおすすめです。
好みが分かる祖父母へはお酒やお米、親しい友人には流行を取り入れたハンドクリーム、上司には高級感のあるもの、と相手に合わせて選ぶと喜ばれるギフトになりますよ。

入学お祝いは子どもの成長を一緒に見守ってくれる方からのもの。
今までの感謝と今後のお付き合いをお願いする素敵なギフトをお贈りしましょう。

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