かぼちゃの保存方法は?長く持たせるコツをチェック!

こんにちは、イオン北海道eショップの千葉です。

ホクホクとした食感と甘みが魅力のかぼちゃ。
煮物やサラダ、炒め物、ポタージュと幅広い料理に使えてとても便利な野菜です。

でもなかなか使い切れず、仕方なく処分してしまったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそんなかぼちゃの保存方法についてご紹介します。
美味しく食べられる保存期間についてもお伝えするのでぜひ参考にしてくださいね!

※写真はイメージです。

かぼちゃの保存前の準備や保存方法を解説!

甘くて美味しいかぼちゃは丸ごとであれば長期保存が可能ですが、一度カットすると傷みが早い野菜です。
そのため、長く味わうには正しい保存方法を選ぶことが大切です。

ここでは、常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存方法についてご紹介。
正しい保存方法で、かぼちゃを最後まで使い切りましょう!

常温保存がおすすめの場合

まるごとのかぼちゃに最適な保存方法は、常温での保存。
かぼちゃの保存の適温は10℃前後のため、風通しが良く日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。

かぼちゃは新聞紙で包んで保存すると、さらに長持ちします。
新聞紙には吸水性があるため、かぼちゃに適度な水分の保持をしてくれるからです。

かぼちゃをまるごと保存すると追熟されて甘みと栄養素が増すという、うれしいメリットもありますよ。

冷蔵保存がおすすめの場合

カットしたかぼちゃや夏の場合は、冷蔵保存がおすすめです。

カットした場合

スーパーでもよく目にする1/4サイズほどにカットしてあるかぼちゃや、使いかけのかぼちゃは冷蔵庫での保存がおすすめ。

一度カットしたかぼちゃは傷みやすく、水分が残っているところから傷みはじめます。
まず、水分が多く含まれる種とワタをきれいに取り除き、表面の水分をしっかりふき取りましょう。 種とワタを取っても、水洗いはする必要ありません。

乾燥を防ぐためラップでぴっちりと包んでジッパー付き保存袋や密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

2、3日以内に使う予定があるなら、メニューに合わせて角切りや薄切りにカットしておくのも良い方法。
すぐ調理に取りかかれるので便利です。

夏の場合

かぼちゃの保存の適温は10℃前後のため、気温が高くなる夏場は、カットしていないかぼちゃでも、常温保存ではなく冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵庫内の温度は2~5度と低いため、比較的温度が高い野菜室のほうがおすすめです。
常温の時と同じように新聞紙で包み、ビニール袋に入れて保存しましょう。

冷凍保存がおすすめの場合

カットしてすぐに使う予定がないときや、マッシュする場合は、冷凍保存がおすすめです。

カットしてすぐに使う予定がないとき

一度で使い切れなかった場合や、すぐに使う予定がないときは冷凍保存がおすすめ。
使いやすい大きさにカットして、そのまま冷凍することができます。

冷蔵保存の時と同様に種とワタを取り除き、水気をしっかりふき取ったあとカットします。
煮物用に角切り、ソテー用に薄切りなどレシピに合わせて切っておくと調理時間の短縮ができますよ!

一回に使う分量ずつラップに包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍しましょう。
しっかり密閉することで乾燥や変色、食感の悪化を防ぎます。

マッシュする場合

かぼちゃを生のまま冷凍するとどうしても美味しさや触感は、生のかぼちゃより落ちてしまいます。
かぼちゃの美味しさをキープしたいなら、マッシュしてからの冷凍保存がおすすめです。

【かぼちゃのマッシュの作り方】
かぼちゃのマッシュは茹でても作れますが、電子レンジを使えば手軽にできます。
種とワタをとり除いたかぼちゃを半分にカットし、ラップでゆったりと包んで電子レンジにかけます。

かぼちゃの電子レンジ加熱は100g当たり2分程度が目安(500W)。
様子を見ながら、柔らかくなるまで加熱してください。

粗熱が取れたらラップを外してスプーンで実をくりぬき、つぶしましょう。

舌触りをよくするために皮は除くのがポイント。
完全に冷めたら、一度に使う量をラップに包み、薄く小分けしてジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。

かぼちゃのマッシュはサラダやポタージュ、コロッケなどのレシピにとっても便利。
ぜひ活用してくださいね。

かぼちゃの保存期間はどれくらいが限度?

※写真はイメージです。

どんなにしっかり保存していても、かぼちゃにも美味しく食べられる期間はあります。
それぞれの保存方法でどのくらいが限度なのか、確認しましょう。

また、食べてはいけないかぼちゃの特徴についても知っておきましょう。

保存方法ごとのかぼちゃの保存期間の目安

常温・冷蔵・冷凍の方法ごとの保存の目安をご紹介します。

常温保存の場合

まるごとのかぼちゃは常温で1~2ヶ月程度保存が可能です。

冷蔵保存の場合

冷蔵保存のカットしたかぼちゃの日持ちは3~4日程度。
カットすると日が経つにつれ食感が悪くなってしまうため、できるだけ早く食べるのがおすすめです。
食べきれない場合は、冷蔵よりも長く保存できる冷凍保存を活用しましょう。

夏場のまるごとのかぼちゃを冷蔵保存した場合、保存期間は1ヶ月程度です。

冷凍保存の場合

カットしたものもマッシュしたものも、およそ1ヶ月程度保存できます。

食べてはいけないかぼちゃの特徴

正しく保存していても、腐ってしまうことももちろんあります。
腐ってしまったかぼちゃの特徴も知り、食べても大丈夫かどうかを見極めましょう。

①見た目

切ると中身が濃く変色していたり、白や緑色のカビが生えていたら腐っている証拠。
わたの部分がドロっとしていたり、切ると糸を引くこともあります。

②におい

酸っぱいにおいや、腐ったような異臭がする場合は見た目に変化はなくても、食べるのは避けましょう。
カビが生えている場合は、カビ臭さを感じることもあります。

③触感

触ってみるとやわらかくなっていたり、ぬめりを感じたら、腐っている可能性が高いです。
食べずに処分しましょう。

冷凍したかぼちゃの解凍方法もチェック!

冷凍したかぼちゃは、基本的に凍ったままでも調理が可能です。
ただ、大きく切ったかぼちゃは火が通るまで時間がかかるため、電子レンジを使ってあらかじめ軽く解凍しておくといいでしょう。

完全に解凍できていなくても料理には問題ないので、レンジの加熱時間は短めに設定し、完全に水分が飛んでしまわないようにするのが、冷凍かぼちゃを美味しく食べるポイントです。

マッシュしたかぼちゃも凍ったまま料理してOK。
前日から冷蔵庫で自然解凍しておくのもおすすめです。
もちろん電子レンジを使用しても構いません。

冷凍したかぼちゃのにおいが気になる場合は

冷凍したかぼちゃを解凍したら「なんだか変なにおいがする」ということはありませんか?
これは、かぼちゃの酸化や冷凍焼けが原因。

ほかにもワタと種がきれいに取れておらず、かぼちゃが傷んでしまったことや、密閉できていなくて冷凍庫のにおいが移ってしまったことなども理由として考えられます。

どうしてもにおいが気になる場合はカレーに利用したり、シナモンや蜂蜜など香りが強いものと一緒に使うのをおすすめします。

かぼちゃは正しい保存方法でもっと長持ちさせられる!

かぼちゃは比較的日持ちする野菜ですが、適した保存方法でもっと美味しさを長くキープすることができます。

まるごとのかぼちゃは冷暗所で常温保存がおすすめです。

夏場やカットしたかぼちゃは冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存できる期間は3~4日程度。
その間に使い切れそうにないのなら、冷凍保存しましょう。

冷凍保存はカットしたものだけではなく、加熱してマッシュしたものも保存できます。
どちらも料理の時短ができるので、ぜひ積極的に活用してくださいね。

かぼちゃの見た目やにおい、触感に違和感を感じたら腐っている可能性もあるので要注意です。
正しい保存方法で、美味しいかぼちゃを余すところなく堪能しましょう!

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