北海道で生産されているかぼちゃの種類は?主な産地や特徴もご紹介

こんにちは、イオン北海道eショップ堀野です。

北海道はかぼちゃの収穫量が日本一!
おいしい北海道産のかぼちゃには、たくさんの種類がありますよ!

北海道でじゃがいもが多く栽培されている理由から、種類ごとの特徴、主な産地まで詳しくお伝えしていきます!

今回は北海道産のかぼちゃについてのお話。
北海道でのかぼちゃの収穫量や主な産地、北海道で生産されているかぼちゃの種類や特徴などをご紹介します。

かぼちゃ

※写真はイメージです。

北海道はかぼちゃの作付面積・収穫量が全国一位!

ホクホク甘いかぼちゃは「大好き!」という方も多いですよね。
献立の主役やスイーツにも、たくさん使われています。

そんなかぼちゃは、北海道で作付面積・収穫量ともに全国一位です!
全国と北海道でかぼちゃの作付面積・収穫量を比較すると、以下のようになります。

かぼちゃ作付面積収穫量
全国15,300ha185,600t
北海道7,260ha87,800t

農林水産省 令和元年産野菜生産出荷統計
都道府県別の作付面積、10a当たり収量、収穫量及び出荷量 より

北海道だけで全体の半分ほどを占めています。
収穫量2位の鹿児島県は8,090tで、北海道はその10倍以上です!

北海道内の主な産地は、道北の和寒町・名寄市・美深町・士別市、道央のむかわ町、道南の森町・厚沢部町などです。
北海道内では和寒町が1番の産地となっています。

盆地は昼夜の寒暖差が大きいため、糖度が高く甘みの強いかぼちゃに育つのです。

北海道のかぼちゃは種類豊富! 特徴もご紹介

かぼちゃ

※写真はイメージです。

かぼちゃの収穫量日本一の北海道では、いろいろな種類のかぼちゃが生産されています。
主な品種とその特徴をご紹介します!

えびす

北海道で一番栽培されている定番品種。
濃い緑色の皮と濃黄色で厚い果肉、強い甘みとホクホクした粉質系の食感が特徴です。

ホクホク感を活かした揚げ物や、煮崩れしにくいので煮物にもぴったりです。

くりゆたか

名前に「栗」がつく通り、甘みが強いことが特徴の品種です。
皮は濃い緑で、粉質が強くホクホクとした食感もおいしい西洋かぼちゃです。

病気に強く栽培しやすいため、北海道での作付け面積はえびすに次いで2位。

和菓子の餡などへの加工にも適しています。

みやこ

比較的小ぶりで少し細長い丸形、皮は濃い緑で強い甘みとホクホク感が特徴の品種です。

畑の畝(うね)をビニールなどで覆う「トンネル栽培」で、早出し栽培にも用いられます。
えびすとともに、西洋かぼちゃの代表的な品種です。

北海道内各地で栽培され、「大浜みやこ」といったブランド品種もあります。

雪化粧

寒さに強く、寒冷地で主に栽培される品種です。

白っぽい皮に薄い黄色の果肉が特徴で、加熱すると鮮やかな黄色に。
甘みが強く大きめで肉厚、粉質のホクホク感も魅力です。

長期保存も可能な品種で、冬至の頃に多く出荷されます。

坊ちゃん

500gほどの手のひらサイズで、コロンとしたかぼちゃの品種です。
ホクホクした甘さが特徴の西洋かぼちゃ。

食べきれる手頃サイズなのでアレンジもしやすく、中身をくりぬいて外側をグラタンやスイーツの器として使うなど楽しいレシピもありますよ。

ズッキーニ

ズッキーニはその見た目からきゅうりの仲間のように見えますが、実はかぼちゃの一種。
「ぺポカボチャ」という種類に分類されます。

緑の皮と白い果肉を持ち、果肉の食感や味わいはなすに似ています。
炒め物や煮込み料理、フライなどと相性がいいです。

かぼちゃは大きく分けて「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」「ペポカボチャ」の3つに分かれます。
現在国内・北海道で生産させているかぼちゃは「西洋かぼちゃ」の種類が多いです。

西洋かぼちゃは甘みが強く粉質のホクホクとした食感が特徴。
日本かぼちゃは粘質のねっとりとした食感で煮物などの和食向きといわれ、ペポカボチャは色や形がユニークなものが多いです。

ぜひ、選ぶ際のポイントとして参考にしてくださいね!

北海道産かぼちゃの種類や産地を知って、おいしく食べよう♪

北海道は、かぼちゃの作付面積・収穫量ともに日本一!
2位以下を大きく引き離して、全体の半分近くを占めています。

北海道での主な産地は道北の和寒町や名寄市、美深町、道央のむかわ町、道南の森町や厚沢部町など。

昼夜の寒暖差が、甘くおいしいかぼちゃに育つ秘密です。

定番品種の「えびす」「みやこ」をはじめ、甘みの強い「くりゆたか」、皮が白い「雪化粧」、手のひらサイズの「坊ちゃん」など、道内各地でさまざまな品種が生産されています。

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