たまねぎの保存方法は?長く持たせるコツをチェック!

こんにちは、イオン北海道eショップの河崎です。

オニオンスープやお味噌汁、カレーや肉じゃが、と使い勝手がいいたまねぎ。
一年を通じて手に入れやすいため、台所に常備しているという方も多いのではないでしょうか。

他の野菜より長く日持ちすることもたまねぎの魅力のひとつですが、保存方法を工夫すればさらに長持ちさせることができます。

今回は、たまねぎの保存方法や保存期間についてご紹介します。
美味しいたまねぎを長く楽しむために、正しい保存方法を確認しましょう。

※写真はイメージです。

たまねぎの保存方法はどれが良い?常温・冷蔵・冷凍の方法を解説

たまねぎは高温多湿に弱い野菜です。
そのため、基本的には常温での保存がおすすめです。

ただし、場合によっては冷蔵保存や冷凍保存のほうが良い場合もあります。
どんなときにどんな保存方法がおすすめか、長持ちさせるコツとともにご紹介します。

常温保存がおすすめの場合

たまねぎを丸ごと保存する場合は常温での保存がおすすめです。
高温多湿を避けるため、風通しが良く、日の当たらない常温の場所で保存しましょう。

ネットなどに入れて吊して保存するのがベストな保存方法ですが、それが難しい場合は、カゴや段ボールを活用して保存するのもおすすめです。

たまねぎを1個ずつ新聞紙に包んでカゴや段ボールに入れましょう。
新聞紙が湿気取りの役割をします。

長持ちさせるコツ

長持ちさせる秘訣は、たまねぎ同士を触れあわないようにすること。
ネットに入れる場合は、たまねぎ1個ごとに結び目を作るのがおすすめです。

使うときは結び目をほどけば、1個ずつ使えるので便利ですよ!

冷蔵保存がおすすめの場合

一度切った使いかけのたまねぎや皮をむいたものは、冷蔵庫で保存しましょう。

切ったたまねぎは切り口から乾燥するためラップでしっかり包み、ジッパー付き保存袋や密閉容器に入れて、できるだけ空気に触れないようにして野菜室で保存しましょう。
皮をむいたものも、たまねぎ全体をラップで包んで保存してください。

ラップで包む前に、たまねぎの水気をしっかりと拭き取るのもポイントです。

また、たまねぎの保存の適温は0度~5度のため、夏場は冷蔵庫での保存がおすすめです。

冷蔵庫で保存する場合も、カゴや段ボールでの保存のときと同じく新聞紙で包みましょう。
たまねぎにとって湿度が高すぎる冷蔵庫内では、新聞紙が湿気から守ってくれます。

長持ちさせるコツ

冷蔵庫で保存する場合は、りんごを一緒に入れないように要注意。
りんごの出すエチレンガスはたまねぎの成長を促すといわれており、味や風味が落ちてしまう可能性があります。

冷凍保存がおすすめの場合

大量のたまねぎがある場合やたまねぎで時短料理をしたいなら、冷凍庫での保存がおすすめです。
冷凍保存は生のままでも加熱したものでも可能です。

解凍後に使いやすいように薄くスライスしたり、みじん切りにして冷凍しましょう。
少量ずつラップで包んでジッパー付き保存袋に入れてください。

加熱する場合はみじん切りのたまねぎを飴色になるまでじっくり炒めるのがおすすめ。
ハンバーグやカレーなどにすぐに使えるので、調理の時間短縮ができてとても便利です。

長持ちさせるコツ

たまねぎは冷凍すると、どうしても食感が落ちてしまいます。
そのため、極力短時間で冷凍させることが長く美味しさを保てるコツです。
短時間で冷凍すると傷みも少なく保存できます。

冷凍するときは、たまねぎを平らにし、熱伝導のいい金属製のトレーの上に置いて冷凍庫に入れると、短時間で凍らせることができます。

たまねぎを保存する前に注意するポイント

たまねぎを美味しく食べるために、注意したいポイントも2つお伝えします。

ポイント① 新たまねぎは必ず冷蔵庫で保存

スーパーなどで3月頃から目にするようになる新たまねぎ。
独特の甘さとみずみずしさが特徴の春の旬の野菜ですね。

新たまねぎが出回る春は、普通のたまねぎなら、常温保存がおすすめの時期。

しかし、新たまねぎには水分が多く含まれるため、普通のたまねぎと比べるとあまり日持ちがせず、低温での保存が適しています。
そのため、新たまねぎは春でも常温保存せず、冷蔵庫で保存しましょう。

ポイント② 包装のビニール袋からできるだけ早く出す

ビニール袋で包装されたたまねぎをそのまま置いていたら、袋に結露が付いていた…なんてことはありませんか?

収穫した後もたまねぎは生きているので呼吸をしています。
その呼吸により水分が蒸散され、結露となって表れるのです。

結露するとビニール袋の中が蒸れ、たまねぎが傷んでしまう原因に。
買い物から帰ってきたら、包装のビニール袋からたまねぎをできるだけ早く出しましょう。

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たまねぎの保存期間はどれくらいが限度?

※写真はイメージです。

それぞれの方法で保存したたまねぎは、どのくらいの期間保存できるのでしょうか。
また、食べてはいけない状態についてもチェックしておきましょう。

保存方法ごとのたまねぎの保存期間の目安

常温・冷蔵・冷凍の方法ごとの保存目安は次の通りです。

常温保存の保存期間

カゴや段ボールに入れて保存する場合の保存期間の目安は1~2ヶ月。
ネットに入れて風通しの良いところに吊す場合は2~3ヶ月程度日持ちします。

冷蔵保存の保存期間

使いかけのものや皮をむいたものの保存期間の目安は3~4日間。
夏場に冷蔵庫で丸ごと保存する場合は、2週間が目安です。

冷凍保存の保存期間

冷凍したたまねぎは3~4週間を目安に使い切りましょう。

こんなときは要注意!食べてはいけない状態とは?

どんなに正しく保存していても、保存期間に限度はあるもの。
美味しく食べられる状態かどうかには常に気をつけなくてはいけません。

そんなとき、判断の基準となるような見極めのポイントをご紹介します。

● におい:卵が腐ったようなにおいがする
● 触感:やわらかくぶよぶよしていたり、全体的に水っぽくぬるぬるしている
● 見た目:しわしわになっていたり、へこんでいる

これらの特徴があるたまねぎは腐っている可能性がとても高いです。
食べるのは避けましょう。

正しい保存方法でたまねぎの美味しさをキープしよう!

高温多湿に弱いたまねぎは基本的には直射日光が当たらない風通しの良いところに常温での保存がおすすめです。
使いかけのものや、温度が高い夏場は冷蔵庫で保存する方が長持ちします。

たまねぎの冷凍保存は使いやすい大きさにカットしたり、炒めたりしてからの保存がおすすめ。
下ごしらえの手間なく調理できるので、時短料理になりますよ。

どんなに正しく保存していても、食べられる期間には限りがあります。
食べてもいいかどうか不安に思うときは、におい、触感、見た目が判断ポイント。
この3つに違和感を感じる場合は、腐っている可能性が高いため、食べるのは避けた方がいいでしょう。

洋食にも和食にも中華にも使えるたまねぎ。
正しく保存して、長く美味しく楽しみましょう!

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