エアロバイクの種類や負荷方式を解説!選び方も知って効果ある一台を

こんにちは、イオン北海道eショップ三宮です。

エアロバイクは自宅でも取り組める人気のフィットネスマシンです。

実はエアロバイクとひと言でいっても、その種類はさまざま。
フィットネスの効果をしっかり感じたいなら、目的に合わせて適した種類を選ぶことが大事です。

今回は、エアロバイクの種類や負荷方式について解説します。
自分の目的に合ったエアロバイクを選んで、効率よくフィットネスに取り組みましょう。

フィットネス

※写真はイメージです。

まずはエアロバイクの効果やメリットを知ろう

エアロバイクとは室内でペダルを漕いで下半身を鍛える、自転車型のフィットネスマシン。
ペダルの重さを調節することで簡単に負荷を調節でき、自宅で手軽に運動ができます。

テレビを見ながら、音楽を聴きながらといった「ながら運動」もできるので、運動が苦手な方や慣れていない方、忙しい合間に運動をしたいといった方も気軽に取り組むことができます。

エアロバイクは負荷を調節することで、有酸素運動と無酸素運動のどちらにも使うことができます。
有酸素運動のフィットネスは、運動不足の解消や健康維持、血行促進や脂肪燃焼を促してダイエットにも効果的です。
適度な運動はストレス解消にもなりますよね。
高齢者やケガ回復時のリハビリに使われることもあります。

一方、負荷を重たくすることで無酸素運動もでき、心肺機能の強化や筋肉強化のためのトレーニングとしても活用できます。

※「エアロバイク」は一般的に認知されている名称ですが、コナミスポーツクラブの登録商標です。
メーカーなどでは「フィットネスバイク」などの名称で販売されています。

エアロバイクの種類は5つ!それぞれの特徴を詳しく

エアロバイクの種類は大きく分けて5種類あります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットなどをご紹介しますね。

アップライトタイプ

見た目が一番自転車に近いタイプのエアロバイクです。
一般的に「エアロバイク」と言うとこのタイプを指すことが多く、多くの方が最初にイメージする形だと思います。
自分の体型に合わせてサドルの高さを調節できるので、無理のない姿勢で運動ができるでしょう。

一般的なタイプのため価格が安いものや便利機能がついているものなど、商品がたくさんあります。
ただし価格が安いものは負荷が少なく、本格的なトレーニングには物足りないというケースが多いです。

運動不足の解消や健康維持、ダイエットを目的としたフィットネスに向いています。

折りたたみタイプ

本体支柱がX字状にクロスしていて、そこを支点に折りたたむことができるコンパクトなタイプです。
シンプルな構造でコンパクト・軽量のため、室内に設置するときも場所を取らず、使わないときも折りたたんで収納できます。

ただし構造上サドル位置が高く、高さの調節があまりできないものが多いです。

サイズが合わないと運動効率が悪くなりますし、乗り降り時に転倒しやすくなるため、選ぶ際に自分の体に合いそうかチェックすることが重要です。

スピンバイク

前方か後方に、他のタイプのエアロバイクよりも大きくて重たいフライホイールが付いているタイプです。
フライホールは、円盤状の形をしたおもりのようなもので、ペダルを漕ぐ際の安定性に関わるパーツです。

フライホイールが大きくて重たいと、漕いだときに安定性を上げ、重さにより負荷も増すのでトレーニング効果が高いです。
無酸素運動としてハードなトレーニングやアスリートのトレーニングなどに向いています。

ハンドルとサドルの位置はスポーツタイプの自転車のようになっており、前傾姿勢で漕ぎます。

リカンベントタイプ

「リカンベント」とは、英語で「もたれかかる」という意味。
サドルには背中側に背もたれシートが付いており、後ろにもたれかかり足を前方にむける姿勢でペダルを漕ぐタイプです。

体全体で体重を支え、膝の屈伸運動でペダルを漕ぐため、腰や膝への負担が少ないことが特徴です。
サドル位置が低いため乗り降りが楽なこと、足を動かす高さと心臓の高さに差がないので心臓への負担が少ないことから、高齢者のリハビリにもよく使われています。

ただし、本体が大きく重さもあるため、広い設置場所を確保する必要があります。

ミニバイク

サドルやハンドルがなく、ペダルのみのコンパクトなタイプのエアロバイクです。
自宅の椅子に座り、足元にミニバイクを置いてペダルを漕いで使います。

コンパクトで、置き場所や収納に困らないのがメリット。

負荷は軽いため、隙間時間にちょっとだけ運動したい人や、運動初心者や苦手な方が取り組む最初の一歩としておすすめするタイプです。

ちなみに、イオン北海道eショップでは、一般的なエアロバイクの他、より運動負荷の高い 「インドアサイクリング」の取り扱いを開始!

インドアサイクリングは、スポーツバイクとサイクルトレーナー(ローラー台)を組み合わせて行う室内サイクリングのこと。
専用のバーチャルサイクリングアプリを使用すれば、実際に外でサイクリングを楽しんでいるような感覚を味わうことができます。

本格的なトレーニングを考えている方は、インドアサイクリングも選択肢の1つとして検討してみてくださいね!

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エアロバイクはどう選ぶ?見るべきポイントをチェック

フィットネス

※写真はイメージです。

エアロバイクを選ぶ際には、形状のほかにも目的に合わせてこんな点もチェックしましょう。

負荷方式の種類

「負荷」とは、ペダルを漕ぐときに感じる重さのことです。
どうやって負荷を発生させるかという負荷方式によって、強弱が異なります。
負荷が大きい方がトレーニング効果が高いので、本格的なトレーニングをしたい方は重い負荷をかけられるものを選ぶ必要があります。

負荷が弱い順に、4つの負荷方式をご紹介します。

ベルト負荷方式

テンションベルトというゴム製のベルトをフライホイールにかけ、その摩擦力で負荷をかける方式です。
負荷が弱いのでちょっとした運動程度には良いですが、強弱の調節幅も少なく、本格的なトレーニングには向きません。

ゴムがすれる摩擦音がうるさい、ゴムが切れるのでランニングコストがかかるというデメリットもあり、現在はベルト負荷方式のエアロバイクはあまりありません。

マグネット負荷方式

フライホイールに永久磁石を近づけたり遠ざけたりして、磁力の吸引力を使って負荷を調節する方式です。
現在のエアロバイクで一般的なのがこのマグネット負荷方式で、とくにアップライトタイプで多く使われています。

ベルト式よりも負荷が強く、強弱の調節幅も広いです。
非接触式なので摩擦音はないのですが、負荷による発熱があるので連続使用時間が30分程度となっています。

健康維持やダイエット目的などでの短時間利用に向いています。

電磁負荷方式

マグネット方式の上位版で、電磁磁石にかける電圧を変えることで負荷を調節します。
ペダルが滑らかで、本物の自転車を漕いでいるのに近い感覚です。
マグネット負荷方式よりも強い負荷、幅広い強弱調節が可能で、連続使用時間も60分以上と長いためハードなトレーニングにも向いています。

本体が重く電源も必要なため、設置場所に考慮が必要なこと、ほかのタイプと比較して価格が高めなことがデメリットです。

摩擦負荷方式

フライホイールにフェルトを挟んだフライホイール接触式のブレーキが搭載され、その調節により負荷をかけるタイプです。

強い負荷をかけることが可能で、主にスピンバイクなどに搭載されて本格的なトレーニング向けとして使用されます。
負荷のかけ方によっては摩擦により発熱し、長時間使用できない場合も。

連続して使用できる時間

エアロバイクの使用時には、負荷により各パーツに熱が発生するので、それぞれ連続使用時間の目安があります。
多くのエアロバイクは30分程度が目安で、健康維持や運動不足解消、ダイエットのための運動には十分な時間と言えます。

しかし、本格的なトレーニングを目的としている場合には、連続使用時間が長いタイプを選ぶ必要があるでしょう。

フライホイールのサイズと重さ

フライホイールのサイズと重さは、エアロバイクの使いやすさや負荷調節の要素のひとつです。
フライホイールが大きく重たいほどペダルを漕いだときの安定性が高く、スムーズに漕ぐことができますし、重たいフライホイールはそれだけで負荷を強くする要素にもなります。

ただし、フライホイールが大きく重たいと本体のサイズや重量もアップするので、設置場所や収納場所を考慮する必要があるでしょう。

便利機能の内容

エアロバイクの中にはただペダルを漕ぐだけではなく、走行時速や距離、時間、消費カロリー、心拍数などを計測、表示してくれる機能がついているものもあります。

こういった便利な機能を活用すれば、運動内容や身体状態を確認しながら効率的に運動することができます。

価格の目安

エアロバイクは自宅で使うフィットネスマシンとしても人気があるため、商品の価格帯は幅広いです。
負荷の軽い簡易的なものなら1万円以下で購入できるモデルもありますし、もちろん高機能で高額なモデルもラインアップしています。

ただし、価格だけで選ぶのではなく、自分の目的を把握し、必要な機能が備わっているエアロバイクを選ぶようにしましょう。

エアロバイクの種類や負荷方式を知って目的に合うものを選ぼう

エアロバイクは自宅にいながら自転車を漕ぐ運動ができるフィットネスマシンです。
ペダルの負荷を調節することで健康維持やダイエットのための有酸素運動、心肺機能や筋肉強化のための無酸素運動、どちらも行うことができます。

エアロバイクは形状や負荷方式によってさまざまな種類があり、有酸素運動のフィットネスに向いているタイプ、無酸素運動のトレーニングに向いているタイプに分かれています。

どのタイプがどんな特徴を持っているのかを知ることで、自分の目的に合ったエアロバイクを選ぶことができますよ。

運動不足解消やダイエットに、ぜひエアロバイクでのフィットネスにチャレンジしてみてください。

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