南高梅の食べ方とは?美味しく楽しむ方法やおすすめレシピをご紹介!
こんにちは、イオン北海道eショップの枝元です。
南高梅(なんこううめ)は、和歌山県を代表する梅の品種で、果肉が厚く柔らかく、豊かな香りが特徴です。
南高梅は梅の最高級ブランドとして知られ、その風味と旨みは格別です。
梅干しや梅酒として広く親しまれていますが、実は他にもさまざまな食べ方があります。
そこで今回は南高梅の魅力や特徴、そしておすすめの食べ方をご紹介します。
南高梅の美味しさを、さまざまな方法で楽しみましょう!

※写真はイメージです。
南高梅はどんな梅?
南高梅(なんこううめ)の特徴や魅力について、詳しく見ていきましょう。
和歌山県が誇る梅の最高級ブランド
和歌山県は全国の梅の生産量の約60%を占める一大産地。
中でも南高梅は、和歌山県のみなべ町が発祥の地である梅の最高級ブランドです。
南高梅の主な特徴は以下の通りです。
果肉が厚く柔らかい
皮が薄くて口当たりが良い
種が小さい
サイズが大きい
南高梅は、完熟すると果肉が非常に柔らかくなり、ジューシーな味わいが堪能できます。
滑らかな舌触りで、梅干しに加工しても食べやすく、可食部分が多いため、ジャム作りなどにもぴったりです。
熟した南高梅は桃のような甘くフルーティーな香りを放ちます。
サイズはSから4Lまであり、大粒のものほど肉厚で食べごたえがあり、贈答品としても人気があります。
南高梅の旬と収穫方法
南高梅の収穫時期は5月から7月にかけてで、最も美味しくなる完熟期に収穫されます。
品質の高い梅を作るため、多くの農家では完熟した実が自然に落ちるのを待って収穫する方法が採用されています。
南高梅のおすすめの食べ方をご紹介

※写真はイメージです。
南高梅は、梅干しや梅酒はもちろん、さまざまな料理や飲み物で楽しめます!
ここでは、南高梅を使ったおすすめの食べ方を10種類ご紹介します。
①梅干し
梅を塩漬けにして作る伝統的な保存食である梅干しは、おにぎりの具や、お茶漬けにぴったり。
南高梅の芳醇な香りと奥深い味わいを存分に楽しめます。
「梅はその日の難逃れ」ともいわれるように、朝食時に白いご飯と一緒に食べると、爽やかな酸味が目を覚まし、一日の活力となります。
梅の酸味が食欲を増進させ、胃液の分泌を促すので、消化を助ける効果もあります。
②梅酒
南高梅、氷砂糖、ホワイトリカーを瓶に入れて漬け込むだけで作れる手軽なお酒です。
半年から1年ほど熟成させると、まろやかな味わいの梅酒が楽しめます。
市販の梅酒を楽しむのも良いですが、自家製ならではの深い味わいを堪能できるのも魅力です。
「南高梅の梅酒の作り方とは?美味しく作るコツや注意点も紹介」では、南高梅の梅酒の詳しい作り方をご紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください。
③梅シロップ
南高梅と氷砂糖を交互に瓶に詰め、2~3週間ほど置くと、爽やかな梅シロップが完成します。
水や炭酸水で割って飲むと、暑い季節にぴったりのドリンクになります。
ヨーグルトやかき氷にかけるのもおすすめです。
④梅ジャム
完熟した南高梅の果肉で作るジャムも、南高梅の美味しさを堪能できる食べ方です。
パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりして楽しめます。
作り方は、南高梅の種を取り除き、砂糖と一緒に鍋で煮詰めるだけ。
酸味と甘みのバランスが絶妙で、紅茶に入れても美味しくいただけます。
⑤梅ドレッシング
南高梅の梅干しを使った梅ドレッシングは、南高梅の爽やかな酸味を生かした万能調味料です。
サラダはもちろん、焼き魚や冷奴、蒸し鶏などにもよく合います。
梅干しの種を取り除き、梅肉を細かく刻んでから、酢、オリーブオイル、醤油、はちみつを混ぜて作ります。
さっぱりした風味なので、食欲がないときでも食べやすく、暑い季節にもぴったりです。
⑥梅煮魚
梅干しを使った煮魚は、魚の臭みを消し、さっぱりとした味わいに仕上げます。
梅の酸味が魚の旨味を引き立て、コクのある煮汁がしっかりと染み込んだ一品に。
作り方は、鍋に水、醤油、みりん、砂糖、酒を入れて火にかけ、煮立ったら梅干しと生姜の薄切りを加えます。
そこへ魚を入れ、落とし蓋をして中火で10~15分ほど煮込みます。
サバやブリ、アジ、イワシなどで作るのがおすすめです。
梅のさっぱりとした風味が加わることで、甘辛くこっくりした味付けの煮魚もバランスの取れた味わいになります。
ご飯のおかずとしてはもちろん、冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもぴったりです。
⑦梅おろし和え
梅干しの酸味と大根おろしのさっぱり感が絶妙にマッチする一品。
暑い季節や食欲がないときでも食べやすく、和食の副菜として人気があります。
大根をすりおろし、水気を軽く切ったら、種を取り除いた梅干しを細かく刻んで混ぜ合わせます。
味を調えるために、少量の醤油や白だしを加えると、より深みのある味わいに。
仕上げに鰹節や刻みネギをトッピングすると、風味が増してさらに美味しくなります。
冷奴にのせたり、焼き魚や揚げ物の付け合わせとしても相性抜群。
さっぱりとした口当たりで、食卓に爽やかなアクセントを加えてくれる一品です。
⑧梅チャーハン
梅干しの酸味と風味が食欲をそそる、さっぱりとしたチャーハンです。
塩味や醤油の味付けと相性が良く、暑い季節にも食べやすい一品。
作り方は、通常のチャーハンを作る要領で、卵やネギ、ツナなどの具材を炒め、ご飯を加えて炒めたあと、最後に刻んだ梅干しを加えて仕上げます。
梅の酸味が程良く効いて、さっぱりした味わいに。
さらに、ゴマや大葉を加えると風味がアップし、香ばしさも楽しめます。
塩分控えめの梅干しを使えば、味の調整もしやすいです。
⑨梅スープ
梅干しを使ったスープは、すっきりとした味わいで、食欲がない時にもおすすめの一品です。
梅のクエン酸が疲労回復にも役立ちます。
作り方は、鍋に水を入れて火にかけ、乾燥わかめや長ネギ、豆腐などを加えて煮ます。
醤油や鰹節で味を調えたら、最後に種を取った梅干しを加え、軽くほぐして完成。
溶き卵を加えると、まろやかな味わいになります。
⑩梅ゼリー
爽やかな酸味が楽しめる梅ゼリーは、夏のデザートとしておすすめ!
梅シロップを使えば、簡単に作ることができます。
作り方は、鍋に梅シロップと水を入れて火にかけ、ゼラチンを加えてよく溶かします。
器に注いで冷蔵庫で冷やし固めればできあがりです。
仕上げにミントやフルーツを添えると、見た目も華やかになります。
南高梅はさまざまな食べ方で楽しもう!
南高梅は、果肉が柔らかく香り豊かな日本を代表する梅の品種です。
南高梅の収穫時期は5月から7月にかけてです。
南高梅は梅干しや梅酒としてよく知られていますが、梅シロップやジャム、ドレッシング、梅煮魚など、さまざまな食べ方で楽しむことができます。
梅の酸味と旨味を生かしたレシピは、日々の食事に爽やかなアクセントを加えてくれますよ。
ぜひ今回ご紹介したレシピを参考に、南高梅の多彩な味わいを楽しんでみてください!